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委員会の動き

定例及び臨時会議




第19回(定例)

〔日時〕1989年6月6日(火)10:30~

〔議題〕
(1)委員長代理の指名について
(2)その他

〔審議事項〕
(1)委員長代理の指名について
 中村委員長から原子力委員会委員長就任の挨拶があった。
 また、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第4条第3項の規定に基づき、原子力委員会委員長代理に向坊委員を指名した。
 さらに、向坊委員長代理の海外渡航等による不在の際には委員長代理に中江委員を指名した。

(2)議事録の確認
 「第18回原子力委員会定例会議議事録」が了承された。



第20回(臨時)

〔日時〕1989年6月9日(金)10:30~

〔議題〕
(1)日本核燃料コンバージョン株式会社東海事業所における核燃料物質の加工の事業の変更許可について(諮問)
(2)原子燃料工業株式会社熊取製造所における核燃料物質の加工の事業の変更許可について(諮問)
(3)日本ニュクリア・フュエル株式会社における核燃料物質の加工の事業の変更許可について(諮問)
(4)三菱原子燃料株式会社東海製作所における核燃料物質の加工の事業の変更許可について(諮問)
(5)その他

〔審議事項〕
(1)議事録の確認「第19回原子力委員会定例会議議事録」が了承された。

(2)日本核燃料コンバージョン株式会社東海事業所における核燃料物質の加工の事業の変更許可について(諮問)
 平成元年6月5日付け元安(核規)第108号をもって、内閣総理大臣より諮問を受けた標記の件について、科学技術庁より資料に基づき説明がなされ、引続き審議することとした。

(3)原子燃料工業株式会社熊取製造所における核燃料物質の加工の事業の変更許可について(諮問)
 平成元年6月5日付け元安(核規)第360号をもって、内閣総理大臣より諮問を受けた標記の件について、科学技術庁より資料に基づき説明がなされ、引続き審議することとした。

(4)日本ニュクリア・フュエル株式会社における核燃料物質の加工の事業の変更許可について(諮問)
 平成元年6月5日付け元安(核規)第371号をもって、内閣総理大臣より諮問を受けた標記の件について、科学技術庁より資料に基づき説明がなされ、引続き審議することとした。

(5)三菱原子燃料株式会社東海製作所における核燃料物質の加工の事業の変更許可について(諮問)
 平成元年6月5日付け元安(核規)第372号をもって、内閣総理大臣より諮問を受けた標記の件について、科学技術庁より資料に基づき説明がなされ、引続き審議することとした。
(解説)上記4件の諮問は、それぞれ再処理により得られたウランを濃縮度5%以下に再濃縮したウランの取扱いを追加するもの等である。



第21回(定例)

〔日時〕1989年6月13日(火)10:30~

〔議題〕
(1)平成2年度原子力関係予算の処理について
(2)四国電力株式会社伊方発電所の原子炉の設置変更(3号原子炉施設の変更)について(諮問)
(3)その他

〔審議事項〕
(1)議事録の確認
 「第20回原子力委員会臨時会議議事録」が了承された。

(2)平成2年度原子力関係予算の処理について
 平成2年度原子力関係予算の処理について資料に基づき説明がなされ、審議した結果原案どおり決定した。

(3)四国電力株式会社伊方発電所の原子炉の設置変更(3号原子炉施設の変更)について(諮問)
 平成元年6月1日付け63資庁第13053号をもって通商産業大臣より諮問を受けた標記の件について、通商産業省より資料に基づき説明がなされ、引続き審議することとした。

(解説)本件は、現在建設中の標記原子炉の蒸気発生器等を、最新の知見等を反映して、その一部を変更するものである。

(4)その他
① 原子力委員会専門委員の任命について
 標記の件について、事務局より資料に基づき説明がなされ了承された。(資料1)



第22回(臨時)

〔日時〕1989年6月30日(金)10:30~

〔議題〕
(1)動力炉・核燃料開発事業団大洗工学センターの原子炉の設置変更(重水臨界実験装置施設の変更)について(答申)
(2)その他

〔審議事項〕
(1)議事録の確認
 「第21回原子力委員会定例会議議事録」が了承された。

(2)動力炉・核燃料開発事業団大洗工学センターの原子炉の設置変更(重水臨界実験装置施設の変更)について(答申)
 平成元年5月15日付け元安(原規)第151号をもって諮問のあった標記の件に関する核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第26条第4項において準用する同法第24条第1項第1号、第2号及び第3号(経理的基礎に係る部分に限る。)に規定する基準の適用については妥当なものと認め、内閣総理大臣あて答申することを決定した。(資料2)
(解説)本件は、新型転換炉実証炉の燃料の核的特性を確証するため、実験用二酸化ウラン燃料集合体の一部にガドリニアを添加したものを使用し、炉物理実験を行なうものである。

(3)その他
① 原子力委員会会議への職員等の出席について標記の件について、事務局より資料に基づき説明がなされ了承された。(資料3)



資料1

原子力委員会専門委員の任命について

1989年6月13日
原子力委員会



1 原子力委員会専門委員に澤田一朗を任命し、林原子力委員の特命事項を調査審議させることとする。

2 上記に伴い、所要の手続きを取ることとする。



資料2

動力炉・核燃料開発事業団大洗工学センターの原子炉の設置変更
(重水臨界実験装置施設の変更)について(答申)

元原委第53号
平成元年6月30日

内閣総理大臣殿

原子力委員会委員長

 平成元年5月15日付け元安(原規)第151号をもって諮問のあった標記の件に関する核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第26条第4項において準用する同法第24条第1項第1号、第2号及び第3号(経理的基礎に係る部分に限る。)に規定する基準の適用については妥当なものと認める。



資料3

原子力委員会会議への職員等の出席について

1989年6月30日
原子力委員会

 原子力委員会会議運営規則第4条によりあらかじめ出席を承認する職員を下記のとおり変更する。

変更前 原子力局長 平野拓也
政策課長 新欣樹
原子力調査室長 林幸秀
     
変更後 原子力局長 緒方謙二郎
政策課長 笹谷勇
原子力調査室長 藤田明博



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