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ルクセンブルグ会合について 原子力局 調査国際協力課
〔日時〕 昭和59年7月11日(水)〜13日(金)
〔場所〕 ルクセンブルグ
〔参加国〕
オーストラリア、ベルギー、カナダ、西ドイツ、フランス、イタリア、日本、ルクセンブルグ、オランダ、スウェーデン、スイス、イギリス、アメリカ
〔我が国からの出席者〕
宇川 秀幸 外務省大臣官房審議官
加藤 康宏 科学技術庁調査国際協力課長
大塚 和彦 資源エネルギー庁原子力産業課長
〔議事概要〕
核拡散の防止を目的として、主要な西側原子力供給国13ケ国が本年7月ルクセンブルグに会し、現行の核不拡散体制を改善するため可能な措置等について、意見交換を行った。この会合は従来から米国がその開催を提唱していたものであり、我が国も供給国の一員として参加した。 参加国は、現行の核不拡散体制における核不拡散条約(NPT)の役割、IAEAが実施している保障措置、原子力資材の輸出政策等について詳細に議論を行った。 参加国は、本会合において核不拡散を防止するという共通の目標に向けて努力する旨の決意を確認し、今後とも、ソ連等の東側供給国や南アフリカ等の新しい供給も含めた形で話し合いを継続していくとの考えを明らかにしたが、本会合が当初から参加国の意見交換を主な目的としていたので特別な結果や決定は得られなかった。 |
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