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<核燃料サイクル推進会議> 〔日時〕 昭和59年7月31日(火) 10:00〜11:30
〔議題〕
(1) 原子力委員会委員長挨拶
(2) 電気事業連合会による核燃料サイクル施設の立地計画の進捗状況について
(3) 核燃料サイクルに関する最近の原子力委員会及び原子力安全委員会の活動について
(4) 総合エネルギー調査会原子力部会の報告書について
(5) 日本原子力産業会議リサイクル委員会報告書について
(6) 核燃料サイクル施設の具体的推進のための諸方策について
(7) その他
〔議事概要〕
(1) 開会にあたり、岩動原子力委員会委員長から本会議の趣旨等に関し挨拶がなされた
(2) 最初に、小林委員から電気事業者による核燃料サイクル施設の青森県下北半島における立地計画の進捗状況について説明がなされた。 (3) 次に、事務局から核燃料サイクル施設に関する最近の原子力委員会及び原子力安全委員会の活動状況及び総合エネルギー調査会原子力部会の報告書の概要について説明がなされた。 (4) 引き続き有澤委員から日本原子力産業会議リサイクル委員会の報告書の概要について説明がなされた。 (5) その後の意見交換の主な内容は以下の通りである。 @ 国においては、原子力委員会や原子力安全委員会における核燃料サイクル確立に関する検討状況等を踏まえつつ、電源三法の活用等による立地推進のための施策の積極的展開が重要である。 A また、核燃料サイクルの安全基準や指針の整備等については、原子力安全委員会等で検討が進められているところであるが、事業の本格化に合わせ、これら検討を迅速に進展させることが肝要である。 B 特に、放射性廃棄物の適正な処理・処分に関しては、必要に応じ、法制面の整備を進め、計画の円滑な進捗が図られることが重要である。 C 核燃料サイクル設施の円滑な立地・建設を図っていくためには、国が所要の施策を積極的に進める必要があるが、関係省庁は、所要の施策を進めるに当たっては、横の連携を密接にとることが重要である。 D 核燃料サイクル確立に関する諸政策に関しては、原子力委員会においては、現在、放射性廃棄物対策専門部会、再処理推進懇談会等において、長期的な進め方等を検討しているところであるが、これらの審議の一層の促進を図っていくとともに、本件計画が、これらの検討状況等を十分に踏まえ、進められることが肝要である。 (6) 以上の意見交換を踏まえ、岩動原子力委員長から以下の締めくくりの挨拶がなされ閉会となった。 @ 核燃料サイクル施設の立地地点が青森県下北半島の六ケ所村に選定され、その具体化が図られるに至ったことは、自主的な核燃料サイクルの確立という我が国の原子力政策の重要な課題の達成に向けて、前進を図るものとして評価されるものである。 A このような大事業を達成するためには、事業者による計画推進の努力と、原子力委員会及び国における諸施策との足並が揃い、官民が力を結集して前進することが何よりも肝要であると考えられるので、政府としても必要に応じ、所要の支援方策を講じて参る所存である。 B 事業主体者においても、立地推進に当たっては、今後とも地元の理解と協力を得ることを大前提として、慎重かつ、粘り強い努力を重ねられることを期待する。 |
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