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第33回(定例)


〔日時〕昭和58年9月13日(火) 10:30〜

〔議題〕
(1) 日中閣僚会議の結果について
(2) 中国電力(株)島根原子力発電所の原子炉の設置変更(2号原子炉の増設)について(答申)
(3) 四国電力(株)伊方発電所の原子炉の設置変更(1号及び2号原子炉施設の変更)について(諮問)
(4) 原子力委員会議事運営規則の一部改正について
(5) 原子力委員会専門部会運営規程の一部改正について
(6) その他

〔審議事項〕
(1) 議事録の確認

 「第32回原子力委員会臨時会議議事録」を了承した。

(2) 日中閣僚会議の結果について

 9月4日から6日にかけて北京で行われた第3回日中閣僚会議に参加した外務省中国課長及び通産省北アジア課長から原子力分野に関する両大臣の個別会談内容等について報告があった。

 また、中国課長から、10月下旬に東京で開催される第2回日中科学技術協力委員会において原子力協力に関する協議を行いたいとの中国側意向が伝えられている旨紹介があった。

(3) 中国電力(株)島根原子力発電所の原子炉の設置変更(2号原子炉の増設)について(答申)

 昭和57年11月9日付け56資庁第10953号(昭和58年8月24日付け58資庁第13139号をもって一部補正)をもって通商産業大臣より諮問のあった標記の件について引き続き審議した結果、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第26条第4項において準用する同法第24条第1項第1号、第2号及び第3号(経理的基礎に係る部分に限る。)に規定する基準の適用については妥当なものと認め通商産業大臣あて答申することを決定した。(資料2)

(解説)

 本件は、1号原子炉の西側に隣接して2号原子炉を増設することに関するものである。

(4) 四国電力(株)伊方発電所の原子炉の設置変更(1号及び2号原子炉施設の変更)について(諮問)

 昭和58年9月7日付け58資庁第11625号をもって通商産業大臣より諮問を受けた標記の件について通商産業省から資料に基づき原子炉の設置変更(1号及び2号原子炉施設の変更)の理由、内容等について説明がなされ引き続き審議することとした。

(解説)

 本件は、(1)1、2号炉の新燃料貯蔵能力を強化するため、新燃料ラックを増設する(2)2号炉用取替燃料として、従来の燃料(A型)のほかに、設計の一部異なる燃料(B型)を採用することに関するものである。

(5) 原子力委員会議事運営規則の一部改正について

 島村委員より発議のあった「原子力委員会議事運営規則の一部改正」について事務局より資料に基づき説明がなされ審議の結果原案のとおり決定した。

(6) 原子力委員会専門部会運営規程の一部改正について

 島村委員より発議のあった「原子力委員会専門部会運営規程の一部改正」について事務局より資料に基づき説明がなされ審議の結果原案のとおり決定した。


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