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OECD原子力機関(NEA)第64回運営委員会について


原子力局
調査国際協力課

1. 日時 昭和57年4月26日(月)~28日(水)

2. 場所 パリ

3. 我が国からの出席者
議長:村田 浩(日本原子力研究所顧問)
政府代表:川島芳郎(科学技術庁参与、核物質管理センター専務理事)

4. 主要結果

(1) 原子力の見通しに関するワークショップの結果報告

 ① 運営委員会はワークショップの結果を受けてステートメントを発表するとともに「2000年までの原子力エネルギーの見通し」として出版することとなった。

 ② 今後のNEAの取るべき方向について各テーマ毎に検討が行われた。高レベル廃棄物処分、核燃料サイクル関連R&D、原子力発電のコスト比較、規制・安全性、パブリックアクセプタンスに関してはさらに検討していくこととなった。

(2) 原子力安全性-IRS情報交換協力

 事務局は、参加国に対し、基準に従って情報提供の努力をするよう要請した。

(3) LOFT計画、協力

 米国提案について作業グループを設けて検討することとなった。

(4) 新ビューローの選出

 マンレー議長(英国)、トーマス副議長(米国)、ロペス・ロドリゲス副議長(スペイン)が選出された。



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