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石油代替エネルギーの供給目標


昭和55年11月28日
閣議決定

1 開発及び導入を行うべき石油代替エネルギーの種類及びその種類ごとの供給数量の目標

昭和65年度までに開発及び導入を行うべき石油代替エネルギーの種類は、次の表の左欄に掲げるとおりとし、昭和65年度におけるその種類ごとの供給数量の目標は、同表の右欄に掲げるとおりとする。




備考

1 石油代替エネルギーの供給数量の目標の欄に掲げる数量は、石油代替エネルギーの供給数量をそれぞれ原油の数量に換算したものである。

2 石炭の供給数量は、16,350万トンである。

3 原子力の供給数量は、原子力発電による電気の供給数量であり、原子力発電に係る施設の出力は5,100万キロワットないし5,300万キロワット、年間発電電力量は2,920億キロワット時である。

4 天然ガスの供給数量は、輸入される天然ガスの供給数量4,500万トンと本邦において生産される天然ガスの供給数量760万キロリットルとの合計数量である。

5 水力の供給数量は、水力発電による電気の供給数量であり、水力発電に係る施設の出力は、一般水力発電(水力発電のうち揚水式のものを除くものをいう。)に係る施設の出力2,600万キロワットと揚水式水力発電に係る施設の出力2,700万キロワットとの合計出力5,300万キロワット、年間発電電力量は1,230億キロワット時である。

6 地熱の供給数量のうちには、地熱を利用する火力発電による電気の供給数量が含まれており、当該火力発電に係る施設の出力は350万キロワット、年間発電電力量は245億キロワット時である。

7 その他の石油代替エネルギーとは、太陽熱、石炭液化燃料等をいう。

2 その地石油代替エネルギーの供給に関する事項

(1) この目標は、民間の最大限の理解と努力、政府の重点的かつ計画的な政策の遂行及び官民の協力の一層の強化を前提としたものであり、環境の保全に留意しつつこれを達成するものとする。

(2) この目標は、エネルギーの需要及び石油の供給の長期見通し、石油代替エネルギーの開発の状況その他の事情の変動のため必要があるときは、これを改定するものとする。

石油代替エネルギーの供給目標(昭和65年度)

1. 開発及び導入を行うべき石油代替エネルギーの種類及びその種類ごとの供給数量の目標


2. その石油代替エネルギーの供給に関する事項

(1) この目標は、民間の最大限の理解と努力、政府の重点的かつ計画的な政策の遂行及び官民の協力の一層の強化を前提としたものであり、環境の保全に留意しつつこれを達成するものとする。

(2) この目標は、エネルギーの需要及び石油の供給の長期見通し、石油代替エネルギーの開発の状況その他の事情の変動のため必要があるときは、これを改定するものとする。


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