〈原子炉安全専門審査会〉

第171回

　事務局から、変更の概要（上部炉心注入系の冷却水注入圧力の変更等）について説明があり、審議を行った結果、これについては、事務局において調査を行い、その結果を受けて審議を進めることとした。

　事務局から、変更の概要（可燃性ガス濃度制御系の設置等）について説明があり、審議を行った結果、これについては、事務局において調査を行い、その結果を受けて審議を進めることとした。

　事務局から、補正の概要（使用済燃料貯蔵施設の増容量の追加）について説明があり、審議を行った結果、これについては、第131部会において合せて審議を行うこととした。

　事務局から、「東京電力株式会社福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更（１号原子炉施設の変更）に係る安全性について（報告書案）」に基づき調査結果について説明があり、審議を行った結果、本変更後における当該原子炉施設の安全性は、確保し得るものと認められ、この旨原子力委員会委員長あて報告することが了承された。

　事務局から、「中部電力株式会社浜岡原子力発電所の原子炉の設置変更（１号及び２号原子炉施設の変更）に係る安全性について（報告書案）」に基づき、調査結果について説明があり、審議を行った結果、本変更後における当該原子炉施設の安全性は確保し得るものと認められ、この旨原子力委員会委員長あて報告することが了承された。

　事務局から、「四国電力株式会社伊方発電所の原子炉の設置変更（１号原子炉施設の変更）に係る安全性について（報告書案）」に基づき、調査結果について説明があり、審議を行った結果、本変更後における当該原子炉施設の安全性は確保し得るものと認められ、この旨原子力委員会委員長あて報告することが了承された。

　発電用事業炉部会から、通商産業省から意見を求められた案件の内容（玄海原子力発電所１号炉の燃料棒支持格子数の変更）及び同部会の意見の内容、並びに、同意見を審査会会長名をもって通商産業省に対し述べた旨の説明があった。

　また、美浜発電所１号炉の折損燃料の回収状況及び運転再開に対する安全性に関する調査状況について、通商産業省から説明を受けた旨説明があり、同省からその内容について報告があった。

　また、研究炉部会から、科学技術庁から意見を求められた案件の内容（NSRRの流動水カプセルの設計）及び同部会の意見の内容について説明があり、了承された。

　第127部会（京大高中性子束炉増設）、軽水炉安全審査標準化検討会、非常用炉心冷却設備に関する検討会から、それぞれ、前回審査会以降における審議検討状況について説明があった。

　また、第130部会（FBR変更）及び第131部会（島根変更）から、それぞれ、部会設置以降における審議内容について説明があった。

　更に、地質・地盤検討会から、検討結果の中間取りまとめについて説明があった。