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〈原子力委員会〉 第16回(臨時) 〔日時〕昭和53年6月2日(金)10:00~11:00
〔議題〕
東京電力株式会社福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(2号炉増設)について
〔審議事項〕
東京電力株式会社福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(2号炉増設)について
本件の審議に関連して、通商産業省から、温排水拡散予測等について設明を受けた。 第17回 〔日時〕昭和53年6月6日(火)15:40~16:00
〔議題〕
昭和54年度原子力関係予算の処理について
〔審議事項〕
昭和54年度原子力関係予算の処理について
事務局から、資料「昭和54年度原子力関係予算の処理について(案)」に基づき説明があり審議を行った結果、処理方針についてこれを決定した。 第18回(臨時) 〔日時〕昭和53年6月9日(金)10:40~13:00
〔議題〕
東京電力株式会社福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(2号炉増設)に関する許可基準第1号~第3号への適合性について
〔審議事項〕
1 東京電力株式会社福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(2号炉増設)に関する許可基準第1号~第3号への適合性について
事務局から、資料「福島第二原子力発電所(2号炉増設)に関する許可基準への適合性について」に基づき許可の基準第1号~第3号への適合性について説明があり審議を行ったが、次回さらに審議を継続することとした。 2 事務局から、現在原子炉設置(変更)許可申請中の案件の新体制移行にともなう処理の方法について説明があり審議を行った。 第19回(臨時) 〔日時〕昭和53年6月16日(金)10:00~11:50
〔議題〕
1 日本原子力発電株式会社敦賀発電所の原子炉の設置変更(原子炉施設の変更)に係る安全性について(諮問)
2 東京電力株式会社福島第一原子力発電所の原子炉の設置変更(4号及び5号原子炉施設の変更)について(諮問)
3 東京電力株式会社福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(2号炉増設)について(答申)
4 原子炉設置(変更)許可申請中の案件の処理について
5 原子炉安全専門審査会発電用事業炉部会の審査結果について
〔審議事項等〕
1 日本原子力発電株式会社敦賀発電所の原子炉の設置変更(原子炉施設の変更)に係る安全性について(諮問)
事務局から、資料「日本原子力発電株式会社敦賀発電所の原子炉の設置変更(原子炉施設の変更)に係る安全性について(諮問)」、「同設置変更に係る安全性について(案)」及び「同設置変更の概要」に基づき説明があり審議を行った。 その結果、原案どおり原子炉安全専門審査会会長あて指示することを決定した。 なお、本設置変更の内容は次のとおりである。 (1)固体廃棄物貯蔵庫を増設する。 (2)原子炉格納施設に可燃性ガス濃度制御系を追加する。 2 東京電力株式会社福島第一原子力発電所の原子炉の設置変更(4号及び5号原子炉施設の変更)について(諮問)
事務局から、資料「東京電力株式会社福島第一原子力発電所の原子炉の設置変更(4号及び5号原子炉施設の変更)について(諮問)」及び「同設置変更の概要」に基づき説明があり審議を行った。 その結果、事務局において調査し、その結果を報告することとした。 なお、本設置変更の内容は、使用済燃料貯蔵ラックの増設を行い、使用済燃料の貯蔵能力を約150%から約290%に増加する。 3 東京電力株式会社福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(2号炉増設)について(答申)
事務局から、資料「東京電力㈱福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(2号炉増設)について(答申)(案)」及び「福島第二原子力発電所(2号炉増設)に関する許可基準への適合性について(案)」に基づき説明があり審議を行った。 その結果、これまでの第15回、第16回及び第18回原子力委員会における事務局及び審査会からの報告、説明の聴取及び審議の結果をふまえ本原子炉の設置は許可してさしつかえないものと認め、内閣総理大臣あて答申することを決定した。 4 原子炉設置(変更)許可申請中の案件の処理について
事務局から、資料「原子炉設置(変更)許可申請中の案件の処理について」に基づき製在原子炉設置(変更)許可申請中の案件の新体制移行にともなう処理の方法について説明があり、これを了承した。 5 原子炉安全専門審査会発電用事業炉部会の審査結果について
事務局から、発電用事業炉部会の審査結果(玄海2号炉の燃料棒支持格子数の変更について)について報告があった。また、発電用事業炉部会に報告した事項として通商産業省から関西電力㈱美浜発電所第1号機の折損燃料棒片の回収状況及び同1号機運転再開にあたっての安全性についての、検討状況について報告があった。 第20回 〔日時〕昭和53年6月20日(火)10:30~11:00
〔議題〕
関西電力株式会社大飯発電所の原子炉の設置変更について(諮問)
〔審議事項〕
関西電力株式会社大飯発電所の原子炉の設置変更について(諮問)
事務局から、資料「関西電力㈱大飯発電所の原子炉の設置変更(1号及び2号原子炉施設の変更)について(諮問)」、「同設置変更に係る安全性について(案)」及び「同設置変更の概要」に基づき説明があり審議を行った。 その結果、原案どおり原子炉安全専門審査会会長あて指示することを決定した。 なお、本設置変更の内容は非常用炉心冷却設備のうち炉心上部注入系の冷却水注入圧力の変更及び燃料棒最大線出力密度の変更をするものである。 第21回 〔日時〕昭和53年6月27日(火)14:00~14:50
〔議題〕
1 原子燃料工業株式会社熊取製造所における核燃料物質加工事業の変更について(答申)
2 動力炉・核燃料開発事業団東海事業所における核燃料物質の使用の変更に係る安全性について(答申)
〔審議事項〕
1 原子燃料工業株式会社熊取製造所における核燃料物質加工事業の変更について(答申)
事務局から、資料「原子燃料工業㈱熊取製造所における核燃料物質加工事業の変更に係る安全性について(核燃料安全専門審査会報告書)」及び「同加工事業の変更について(答申)(案)」に基づき申請内容、変更に係る安全性等の説明があり審議を行った。 その結果、本変更申請は許可してさしつかえないものと認め、原案どおり内閣総理大臣あて答申することを決定した。 なお、変更の内容は、軽水炉燃料(最大濃縮度4%の濃縮ウラン)の加工能力を40トン-U/年から85トン-U/年に増加させるため、建家、加工設備等の増設を行うものである。 2 動力炉・核燃料開発事業団東海事業所における核燃料物質の使用の変更に係る安全性について(答申)
事務局から、資料「動力炉・核燃料開発事業団東海事業所における核燃料物質の使用の変更(プルトニウム燃料第2開発室の変更)に係る安全性について(核燃料安全専門審査会報告書)」及び「同核燃料物質の使用の変更に係る安全性について(答申)(案)」に基づき説明があり審議を行った。 その結果、本変更は、安全上支障がないものと認め、科学技術庁長官あて答申することを決定した。 なお、本変更の内容は、プルトニウム、ウラン混合転換に適した、プロセスの運転条件確立及び混合粉末の製造試験を行うため設備を追加するものである。 |
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