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〈原子力委員会〉



第13回


〔日時〕昭和53年5月9日(火) 14:00〜15:40

〔議題〕
1 昭和53年度の原子力委員会による海外原子力関係者の招へいについて
2 昭和53年度原子力平和利用研究委託費の交付について

〔審議事項〕
1 昭和53年度の原子力委員会による海外原子力関係者の招へいについて

 事務局から、資料「昭和53年度の原子力委員会による海外原子力関係者の招へいについて(案)」に基づき説明があり検討した結果、西独研究技術省事務次官Hans−Hilger Haunschild氏を招へいすることを決定した。

2 昭和53年度原子力平和利用研究委託費の交付について

 事務局から、資料「昭和53年度原子力平和利用研究委託費交付申請状況」及び「同委託課題(案)」に基づき交付する予定の試験研究課題について説明があり、討議の結果、これをおおむね了承し、次回に交付を決定した試験研究課題について報告を得ることとした。


第14回(臨時)


〔日時〕昭和53年5月19日(金) 10:10〜11:00

〔議題〕
1 四国電力株式会社伊方発電所の原子炉の設置変更(1号原子炉施設の変更)について(諮問)
2 中部電力株式会社浜岡原子力発電所の原子炉の設置変更(1号及び2号原子炉施設の変更並びに使用済燃料の処分の方法の変更)について(諮問)
3 昭和53年度原子力平和利用研究委託費の交付について

〔審議事項〕
1 四国電力株式会社伊方発電所の原子炉の設置変更(1号原子炉施設の変更)について(諮問)

 事務局から、資料「四国電力(株)伊方発電所の原子炉の設置変更(1号原子炉施設の変更)について(諮問)」、「同設置変更に係る安全性について(案)」及び「同設置変更の概要」に基づき説明があり審議を行った。

 その結果、原子炉安全専門審査会会長あて審査を指示することを決定した。

 なお、本設置変更許可申請の内容は、取替燃料に従来燃料のほか、被覆材厚さ等設計の一部異なる燃料を使用するものである。

2 中部電力株式会社浜岡原子力発電所の原子炉の設置変更(1号及び2号原子炉施設の変更並びに使用済燃料の処分の方法の変更)について(諮問)

 事務局から、資料「中部電力(株)浜岡原子力発電所の原子炉の設置変更(1号及び2号原子炉施設の変更並びに使用済燃料の処分の方法の変更)について(諮問)」、「同設置変更に係る安全性について(案)」及び「同設置変更の概要」に基づき説明があり審議を行った。

 本設置変更許可申請の内容は、次のとおりである。

(1) 1号及び2号原子炉について、可燃性雑固体廃棄物焼却炉及び固体廃棄物貯蔵庫等を増設する。

(2) 1号原子炉について、可焼性ガス濃度制御系を追加設置する。

(3) 使用済焼料の再処理を海外の再処理事業者にも委託できるよう追加する。

 審議の結果、上記1、2項について原子炉安全専門審査会会長あて審査を指示することを決定した。

3 昭和53年度原子力平和利用研究委託費の交付について

 事務局から、資料「昭和53年度原子力平和利用研究委託費総括表」及び「研究委託費交付一覧表」に基づき説明があり、これを了承した。


第15回(臨時)


〔日時〕昭和53年5月26日(金) 10:30〜11:40

〔議題〕
 東京電力株式会社福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(2号炉増設)に係る安全性について

〔審議事項〕
 東京電力株式会社福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(2号炉増設)に係る安全性について

都合審査委員(第129部会部会長)から、資料「東京電力株式会社福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(2号炉増設)に係る安全性について(原子炉安全専門審査会報告書)に基づき説明を受けた。

 上記説明に基づき審議を行ったが、次回さらに審議を継続することとした。

 また、同委から資料「東京電力(株)福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(2号炉増設)について」に基づき原子炉安全専門審査会が、安全審査の過程で、工事計画の認可等の際確認すべき事項を指摘し、通商産業省に連絡したことについて報告があった。


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