〈原子力委員会〉

第20回

　事務局から、資料「昭和52年度原子力平和利用研究委託費申請概要」に基づき交付する予定の試験の試験研究課題について説明があり、討議を行ったが、次回に結論を得ることとした。

　事務局から、再処理施設と東海地区の他の原子炉施設の被曝線量評価の比較等について説明を受け、審議を行った。再処理施設の安全確認については、さらに審議を継続することとした。

　事務局から、原子炉安全専門審査会第８回発電用事業炉部会の審査結果について報告を受けた。

第21回

　事務局から、資料「昭和52年度原子力平和利用研究委託費総括表（案）」及び「同委託費交付概要（案）」に基づき説明があり討議を行った結果、これを了承した。

　事務局から、資料「第３回日独科学技術協力合同委員会について」に基づき報告があり、国際協力の方式について意見交換が行われた。

　井上原子力委員からIAEA主催「原子力発電と核燃料サイクルに関する国際会議」の成果等について報告があった。

第22回（臨時）

　事務局から、資料「動力炉・核燃料開発事業団の再処理施設から低レベル廃液の海への放出に係る詳細な審査について（答申）（案）」及び「同（核燃料安全専門審査会）（報告）」に基づき説明があり審議を行った。

　その結果、本再処理施設からの低レベル廃液の海への放出に係る安全性は十分確保し得るものと認め内閣総理大臣あて答申することを決定した。

　事務局から、資料「動力炉・核燃料開発事業団の再処理施設のホット試験に係る安全性について（答申）（案）」、「同（核燃料安全専門審査会）（報告）」及び「動力炉・核燃料開発事業団の再処理施設のウラン試験に係る試運転結果について（核燃料安全専門審査会再処理部会）」に基づき説明があり審議を行った。

　その結果、本再処理施設のホット試験に係る試運転計画は妥当なものであり、当該計画に基づきホット試験を実施することは安全上支障がないものと認め内関総理大臣あて答申することを決定した。

　事務局から、資料「動力炉・核燃料開発事業団の再処理施設の安全性の確認について（案）」に基づき説明があり審議の結果、これを決定した。

　事務局から、資料「長期計画専門部会の設置について（案）」に基づき説明があり審議の結果、構成員に後日１〜２名の追加がありうることを前提に、これを決定した。

第23回（臨時）

　事務局から新関原子力委員の海外出張について説明がありこれを了承した。