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IAEA国際核融合研究協議会(IFRC)/国際核データ委員会(INDC)「核融合のための原子分子データに関する合同委員会」



〔日時〕昭和51年11月5日(金)

〔場所〕イギリス・カラム研究所

〔出席者〕8名
日本からの出席者
中井 洋太(日本原子力研究所)
鈴木 洋 (上智大学)

〔審議内容〕

 IAEAでは、核融合で必要とされる原子及び分子のデータについて、従来からその研究の推進、国際的データサービス体制の整備を図ってきたが、このほどこれに関係するIFRCとINDCの合同委員会を開催しこの問題に関する取組み方を決定した。

(1) 原子分子データの国際データサービス体制を整備するため、IAEA NDSを中心にネットワークを組む。このためさしあたりは各国の現存するセンターからスタートすることとし、そのセンターの中には名古屋大学プラズマ研究所、日本原子力研究所核データ室が入っている。

 1977〜78年を試行期間としIAEA NDSに3名の職員を新規に採用する。

(2) 1978年を目途にデータ目録を作成する。季刊のBulletinを発行する。

(3) 次の会合を開催する。

1977年5月9〜13日 原子分子データに関するコンサルタント会合
5月14〜15日 IFRC/INDC合同委員会
1978年 第2回原子分子データ専門家会合

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