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〈原子力委員会〉 第33回 〔日時〕 昭和51年9月7日(火)14:10~15:10 〔議題〕
環境放射能安全研究専門部会報告について 〔報告事項〕
環境放射能安全研究専門部会報告について 江藤秀雄氏(同専門部会長)から、資料「環境放射能安全研究年次計画」に基づき、低線量放射線の影響研究及び被ばく線量評価研究の年次計画等について報告があり意見の交換を行いこれを了承した。 また、資料「環境放射能安全研究の推進について(案)」について審議した結果、これを決定した。 第34回 〔日時〕 昭和51年9月14日(火)15:00~15:30 〔議題〕
1. 新型炉開発の推進方策について
2. 九州電力㈱玄海原子力発電所の原子炉の設置変更について
3. 東京電力㈱福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更について
4. 新関原子力委員の海外出張について 〔審議事項等〕
1. 新型炉開発の推進方策について
事務局から、資料「新型炉開発の推進方策について(案)」に基づき説明があり審議を行った結果これを決定した。 2. 新関原子力委員の海外出張について
事務局から、資料「新関原子力委員の海外出張について」に基づき説明があり、これを了承した。 3. 九州電力㈱玄海原子力発電所の原子炉の設置変更について
事務局から、資料「九州電力㈱玄海原子力発電所の原子炉の設置変更(1号原子炉施設の変更)について(諮問)」、「同設置変更に係る安全性について(案)」及び「同設置変更の概要」に基づき説明があり審議を行った。 その結果、原案どおり原子炉安全専門審査会長あて指示することを決定した。 なお、本設置変更の内容は次のとおりである。炉心固有の安全性の保持及び炉心出力分布の平担化をはかるため、取替炉心においてもバーナブルポイズンの使用を可能にすべく変更するものである。(使用本数584本以下) 4. 東京電力㈱福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更について
事務局から、資料「東京電力㈱福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(原子炉施設の変更)について(諮問)」、「同設置変更に係る安全性について(案)」及び「同設置変更の概要」に基づき説明があり審議を行った。 その結果、原案どおり原子炉安全専門審査会長あて指示することを決定した。 なお、本設置変更の主な内容は次のとおりである。 1. 燃料集合体の構造を、7×7配列型から、線出力密度の低い、8×8配列型に変更する。
2. 原子炉格納施設として、可燃性ガス濃度制御系を追加する。
3. 放射線廃棄物廃棄施設のうち、排気筒の位置を変更し、平常時における被曝線量の低減を図る。
4. 炉心の熱特性評価方法を変更したことに伴い、熱的制限値を変更するものである。
第35回 〔日時〕 昭和51年9月21日(火)14:30~14:40 〔議題〕 原子力委員会委員長代理の指名について 〔審議事項〕
原子力委員会委員長代理の指名について
前田委員長は、原子力委員会設置法第7条第3項に基づき、原子力委員会委員長代理に井上委員を指名した。 第36回 〔日時〕 昭和51年9月28日(火)14:00~14:30 〔議題〕
1. 原子力委員会委員長代理の指名について
2. 井上原子力委員長代理の海外旅行について
3. 発電用軽水型原子炉施設周辺の線量目標値に対する評価指針について 〔審議事項等〕
1. 原子力委員会委員長代理の指名について
井上委員長代理から、前田委員長より、井上委員長代理が海外旅行中の原子力委員会委員長代理に吹田委員を指名したとの話しがあった。 2. 井上原子力委員長代理の海外旅行について
井上委員長代理から、海外旅行について説明がありこれを了承した。 3. 発電用軽水型原子炉施設周辺の線量目標値に対する評価指針について
原子炉安全技術専門部会から、資料「発電用軽水型原子炉施設周辺の線量目標値に対する評価指針の追加補正について」について報告がありこれを了承し、資料「同評価指針について(案)」によりこれを決定し、また資料「同評価指針について(案)」により原子炉安全専門審査会会長あて、線量目標値への適合性を判断する際には、本評価指針によるよう指示することを決定した。 |
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