〈核燃料安全専門審査会〉

　事務局から、「核燃料安全専門審査会の運営要領（案）」に基づき、前回審査会において検討した運営要領案との相異点を主に説明があり、審議を行った結果、原案どおり了承された。

　事務局から、本件については、会長の了承を得て直接再処理部会に付議した経緯、及び本変更の概要（脱硝工程及び中放射性液体廃棄物処理系の一部変更）について説明があった。引き続き、再処理部会（高島部会長）から「動力炉・核燃料開発事業団の再処理施設の一部変更に係る安全性について（報告書案）」に基づき、審査結果について説明があり、審議を行った結果、本変更に係る安全性は十分確保し得るものと認められ、この旨原子力委員会委員長あて報告することが了承された。

　事務局から、変更の概要（貯蔵設備の追加設置等）について説明があり、審議を行った結果、これについては、加工・使用部会において審査することとなった。

　事務局から、変更の概要（照射燃料試験室における建物の増設、鉛セル等の追加設置等及び照射燃料集合体試験室におけるセルの遮蔽窓の鉛ガラスの追加等）について説明があり、審議を行った結果、これについては、加工・使用部会において審査することとなった。

　事務局から、加工・使用部会において本変更に係る安全性は十分確保し得る旨結論が得られたので、前回審査会の了解に基づき既に審査会長より原子力委員会委員長あて報告した旨説明及び経過の報告があり、了承された。