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〈総会〉 第31回
〔日時〕昭和51年5月27日(木)13:30〜16:30
〔議題〕
1 前回諮問案件の答申の報告
(1)作業環境測定基準案要綱(労働省)
(2)医療用エックス線装置基準案(厚生省)
2 基本部会検討結果報告
3 諮問案件
(1)軽水炉施設の線量目標値に対する被ばく評価の考え方について
(2)放射能測定マニュアル
4 今後の運営方針
〔議事概要〕
1 前回の諮問案件については各部会に附託されていたが、作業環境測定基準案要綱については、昭和51年2月26日、医療用エックス線装置基準案については昭和51年3月19日、それぞれ放射線審議会会長より労働、厚生各大臣に答申された。 2 基本部会において検討を行ってきた65年勧告を中心としたICRP勧告について、今般その審議を一応終了し、検討結果が報告された。これを受けて当審議会は本報告を内閣総理大臣に意見具申を行うこととし、関係各省に内容を通知することとなった。 3 軽水炉施設の線量目標値に対する被ばく評価の考え方(科学技術庁諮問)
昨年、発電用軽水型原子炉に関して線量目標値が定められたが、この線量計算の基本的考え方について当審議会に意見を求めた。このため審議会としては、特別部会を設置して検討することとされた。 4 放射能測定マニュアル(科学技術庁諮問)
セシウム−137分析法(改訂案)、全ベータ放射能測定法(改訂案)、放射性ジルコニウム分析法(案)、Ge(Li)半導体検出器を用いた機器分析法(案)について測定部会で審議することとされた。 5 放射線審議会の今後の運営方針については、審議会の積極的運営を図るため、当面の検討課題が確認された。 |
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