〈原子炉安全専門審査会〉

　事務局から、山崎達雄（九州大学生産科学研究所附属九重地熱資源開発実験所所長、教授）及び井上見次（動燃事業団高速増殖炉開発本部付主任研究員）の両氏を調査委員として、委嘱することについての提案があり、了承された。

　事務局から、申請概要及び川内市長からの要望について説明があり、審議を行った結果、これについては、第123部会を設け、通商産業省原子力発電技術顧問会と合同で審議を行うこととし、部会構成委員として、青木（部会長）、安藤、石原、大崎、金井、木村、竹越、中田、松野、山本の各審査委員及び伊藤（公）、伊藤（直）、石田、垣見、岸田、佐藤（一）、丹羽、三神、森内、森島、吉川、吉田の各調査委員が指名された。

　また、山崎氏についても、委嘱手続き完了の際には、同部会構成委員として審議を行うよう依頼することとした。

　事務局から、変更概要（取替燃料濃縮度の変更等）の説明があり、審議を行った結果、これについては、事務局において調査審議を行い、その結果を報告することとした。

　事務局から、変更概要（取替燃料濃縮度の変更等）の説明があり、審議を行った結果、これについては、事務局において、調査審議を行い、その結果を報告することとした。

　事務局から、変更概要（照射カプセルの種類、材質の追加等）の説明があり、審議を行った結果、これについては、第124部会を設け審議を行うこととし、部会構成委員として、望月（部会長）、安藤、西脇、木村の各審査委員及び石田調査委員が指名された。

　また、井上氏についても、委嘱手続き完了の際には、同部会構成委員として審議を行うよう依頼することとした。

　第119部会（西脇部会長）から、「関西電力株式会社大飯発電所の原子炉の設置変更（１号及び２号原子炉施設の変更）に係る安全性について（報告書案）」に基づき、審議結果について説明があり、審議を行った結果、本変更後における、当該原子炉の安全性は確保し得るものと認められ、この旨原子力委員会委員長あて報告することが了承された。

　事務局から「日本原子力発電株式会社敦賀発電所の原子炉の設置変更（原子炉施設の変更）に係る安全性について（報告書案）」に基づき、審議結果について説明があり、審議を行った結果、本変更後における当該原子炉の安全性は、確保し得るものと認められ、同報告書案を一部訂正し、この旨原子力委員会委員長あて報告することが了承された。

　第120部会（柏崎・刈羽新設）、第121部会（伊方２号炉増設）、第122部会(ATR変更）及び非常用炉心冷却設備に関する検討会から、それぞれ審議検討状況について説明があった。

　事務局から、変更の概要(FCSの設置、タービン建屋換気系排気筒の設置等）について説明があり、審議を行った結果、これについては第125部会を設け、通商産業省原子力発電技術顧問会と合同で審議を行うこととし、同部会構成委員として、竹越（部会長）、西脇、渡辺の各審査委員及び井上、斯波、森内、吉田の各調査委員が指名された。

　第122部会（三島部会長）から、「動力炉・核燃料開発事業団敦賀事業所の原子炉の設置変更（新型転換炉原型炉施設の変更）に係る安全性について（報告書案）」に基づき、審議結果の報告があり、審議を行った結果、本変更後における当該原子炉の安全性は確保し得るものと認められ、本報告書案を一部訂し、この旨原子力委員会委員長あて報告することが了承された。

　事務局から、「関西電力株式会社美浜発電所の原子炉の設置変更（３号原子炉施設の変更）に係る安全性について,(報告書案）」に基づき、審議結果の報告があり、審議を行った結果、本変更後における当該原子炉の安全性は、確保し得るものと認められ、この旨原子力委員会委員長あて報告することが了承された。

　事務局から、「関西電力株式会社高浜発電所の原子炉の設置変更（１号及び２号原子炉施設の変更）に係る安全性について（報告書案）」に基づき、審議結果の説明があり審議を行った結果、本変更後における当該原子炉の安全性は、確保し得るものと認められ、この旨原子力委員会委員長あて報告することが了承された。

　事務局から、「原子炉安全専門審査会反応度事故検討会の設置について（案）」に基づき、急激な反応度印加を与える場合の反応度事故について、解析条件、判断基準等の検討を行うため、同検討会を設置することについて提案があり、質疑を行った結果、原案通り、都甲（主査）、竹越の両審査委員及び石川、石田、大久保、森島の各調査委員を構成委員とする同検討会を設置することが了承された。

　第120部会（柏崎刈羽新設）、第121部会（伊方＃２増設）、第123部会（川内新設）、第124部会(NSRR変更）の各部会から、それぞれ審議状況について説明があった。