〈原子炉安全専門審査会〉

　事務局から、変更の概要（低圧タービン衛帯蒸気を主蒸気から、復水タンク水より得られる蒸気に変更し、通常運転時における被曝線量の低減を図るもの）について説明があり、審議を行った結果、これについては、事務局において、前例をふまえ、調査審議を行うこととし、遂次、審査会に審議状況を報告し、審議を進めることとした。

　事務局から、「九州電力株式会社玄海原子力発電所の原子炉の設置変更（１号原子炉施設の変更）に係る安全性について（報告書案）」に基づき、審議結果について説明があり、前回審査会に引続き審議を行った結果、本変更後における当該原子炉の安全性は確保し得るものと認められ、この旨、原子力委員会委員長あて報告することが了承された。

　第119部会（大飯＃１、＃２変更）、第120部会（柏崎刈羽新設）、第121部会（伊方＃２増設）、第122部会（ATR変更）及び非常用炉心冷却設備に関する検討会から、それぞれ審議検討状況について説明があった。