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第1回放射線安全管理講習会実施状況について




 放射性同位元素等取扱事業所の安定確保に関する認識の高揚、安全管理の徹底に資するため放射線安全管理講習会の第1回が、関東地方を中心とする事業所の管理的職責にある者、放射線取扱主任者を対象として次のとおり開催された。



〔主催〕 科学技術庁原子力局
               放射線障害防止中央協議会

〔日時〕 昭和50年7月16日10:00〜17:00

〔場所〕 農協ビル9階ホール(東京都千代田区大手町)

〔プログラム〕
午前  
(1) 開会のことば
放射線障害防止中央協議会々長 奥村 虎雄
(2) 放射線安全行政について
科学技術庁放射線安全課長 小林 直之
(3) 放射線安全管理について
科学技術庁放射線安全課 今野 辰次
平山 紘一
午後(パネル討論)「放射線管理の問題点」
(1) 放射線管理の考え方
京都大学 桂山 幸典
(2) 管理実務の経験
大阪府立放射線中央研究所 真室 哲雄
(3) 密封RIの管理
島津製作所 上柳 英郎
(4) 非密封RI及び発生装置の管理
日本メジィフィジックス 葉杖 正昭
(5) 質疑、討論
(6) 閉会のことば
科学技術庁放射線安全課長 小林 直之

〔受講者数〕 494名(494事業所)

(注) 受講申込者は、1,110名(706事業所)であったが、会場の収容能力の関係から上記以外はことわった。


〔その他〕

(1) 会場でアンケート調査を実施し、約330名から提出された。このアンケートは、本講習会について、テーマの良否・難易、今後の希望などをきいたほか、放射線取扱主任者の処遇の実態等を調査したものであるが、本講習会については、おおむね好評であり、引き続きこのような講習会を開催してほしい旨の要望が多かった。

(2) なお、この講習会の第2回は、本年11月大阪において、第3回は、明年2〜3月頃仙台におい
て、それぞれ開催される予定である。



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