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原子力船懇談会(第2回)




第 2 回

 〔日時〕昭和50年5月16日(金)14:00〜16:00

 〔議題〕
  1 「むつ放射線しゃへい」技術検討委員会遮蔽小委員会報告書について(説明)
  2 「むつ」放射線漏れ問題調査委員会報告書について(説明)
  3 「むつ」の遮蔽改修の見通しについて(中間報告)
  4  諸外国の原子力船開発の動向について(説明)

 〔議事概要〕

 安藤良夫委員より、「むつ放射線しゃへい」技術検討委員会邁蔽小委員会の報告書「原子力船「むつ」の放射線遮蔽に関する調査結果について」、大山義年委員より、「むつ」放射線漏れ問題調査委員会の報告書「「むつ」放射線漏れ問題調査報告書」について説明があった。また、日本原子力船開発事業団の倉本理事より、「むつ」の改修の見通しおよび海外の原子力船開発の現状について説明があった。
 その結果、福田座長より、次回の会合では「むつ」の改修の見通しについてより具体的な報告をしてもらうとともに、米国の原子力産業会議主催の関係各国を集めた会議における原子力船問題に関する幅広い検討結果を報告してもらい、それまでの資料に対する総括的な検討をしていただくこと、ならびに次回以降第3回及び第4回の会合にわたり、原子力船の将来に対する考え方及びその開発の進め方、「むつ」及び事業団の今後の措置、今後の官民協力のあり方等の問題点を骨子として原子力船開発に対する各界の意見を発表していただきたい旨、依頼があった。
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