第 136 回 |
〔日時〕昭和50年4月15日(火)13:30〜17:00 |
〔議題〕 |
1. 審査委員の辞任及び新任について
2. 東京電力株式会社福島第一原子力発電所の原子炉の設置変更(1号原子炉
施設の変更)に係る安全性について
3. 関西電力株式会社高浜発電所の原子炉の設置変更(1号及び2号原子炉施設
の変更)に係る安全性について
4. 非常用炉心冷却設備に関する検討会の検討結果報告について
5. 各部会及び各検討会の審議検討状況について
6. その他
部会及び検討会の構成委員の交代について |
〔議事概要〕 |
1. 審査委員の辞任及び新任について
事務局から、江藤、小平、吹田、高島、伏見、宮永、元良の各審査委員が辞任され、審査委員として、新らたに、秋山守(東京大学工学部教授)、石原豊秀(原研東海研究所長付)、木村啓造(金属材料技術研究所非鉄金属材料研究部長)、中田正也(運輸省船舶技術研究所原子力船部長)及び福島博(東京工業大学原子炉工学研究所教授)の各氏が任命されたことについて、説明並びに紹介があった。
また、坂上治郎(お茶の水女子大学教授)、松野久也(地質調査所応用地質部長)の各氏についても、現在、審査委員としての任命手続が進行中であるとの説明があった。
2. 東京電力株式会社福島第一原子力発電所の原子炉の設置変更(1号原子炉施設の変更)に係る安全性について
東京電力株式会社福島第一原子力発電所の原子炉の設置変更(1号原子炉施設の変更)に係る安全性について、第110部会(三島部会長)から報告があり、審議検討を行った結果、本原子炉の安全性は確保しうるものと認められ、この旨原子力委員会委員長あて報告することが了承された。
3. 関西電力株式会社高浜発電所の原子炉の設置変更(1号及び2号原子炉施設の変更)に係る安全性について
関西電力株式会社高浜発電所の原子炉の設置変更(1号及び2号原子炉施設の変更)に係る安全性について、前回審査会に引き続き審議検討を行った結果、本原子炉の安全性は確保しうるものと認められ、この旨原子力委員会委員長あて報告することが了承された。
4. 非常用炉心冷却設備に関する検討会の検討結果報告について
非常用炉心冷却設備に関する検討会(内田主査)から、同検討会の検討結果について説明、並びに報告があり審議を行った結果、本報告は妥当なものと認められ、原子力委員会委員長あて、同検討結果を報告することが了承された。
5. 各部会及び各検討会の審議検討状況について
第111部会(玄海2号炉増設)、第112部会(東海第二変更)、第113部会(福島第一、6号炉変更)、第115部会(敦賀変更)及び第116部会(浜岡1、2号炉変更)から、それぞれ審議状況について説明があった。
6. その他
部会及び検討会の構成委員の交代について
第111部会構成委員であった小平、宮永の各審査委員が、辞任されたことにより、後任として、竹内、浜田の各審査委員が指名された。
また、集中立地検討会についても、同様に江藤、吹田、宮永の各審査委員が辞任されたため、後任として、秋山(守)、石原の各審査委員が指名された。 |