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昭和49年度の原子力委員会による港外原子力関係者
の招聴について


昭和50年3月11日
原子力委員会

本年度における招碑海外原子力関係者として下記の者を招聘することとする。


 E.Clementel
  伊国:原子力委員会委員長
(略 歴)
 1918年  オーストリア生れ
 1940年  バドバ大学卒業 物理学専攻
 1957年〜61年  フェラーラ大学教授 理論物理
 1961年〜  ボローニャ大学終身教授
 1963年〜68年  ボローニャ大学大学院核物理課程部長
 1968年〜72年  ボローニャ大学物理研究所所長
 この間1957年  原子力委員会研究部部長
1965年  原子力委員会ボローニャ計算センター所長等を兼任し
 1972年8月  原子力委員会委員長(任期5年)
(招稗理由)
  日伊両国は、昭和48年10月26日原子力協力を推進するための書簡交換を行なった。
 両国間の協力の促進にあたっては、現在の両国の原子力活動状況を十分に認識することが必要であると考えられ、今後、出張者等による施設の相互訪問、情報提供に関する相互の便宜供与を進めることとしたい。
  本件は、これに先立ち両国原子力活動について全般的な意見交換を行うため伊国原子力関係者を招聘するものである。
(日 程)              
 昭和 50年3月22日(土) 来日
23日(日) 原子力委員会表敬
24日(月) 科学技術庁訪問
日本原子力研究所訪問
日本原子力船開発事業団訪問
25日(火) 日本原子力研究所東海研究所および
動力炉・核燃料開発業事団東海事業所視察
26日(水) 動力炉・核燃料開発事業団大洗工学センター視察
27日(木) 日本原子力産業会議訪問
動力炉・核燃料開発事業団訪問
28日(金) 敦賀へ
29日(土) 動力炉・核燃料開発事業団(敦賀)視察
関西電力株式会社美浜原子力発電所視察
30日(日) 京都
31日(月) 離日
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