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環境・安全専門部会報告書 昭和49年10月18日
環境・安全専門部会 |
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| 本専門部会は昭和47年2月17日に、原子力施設をめぐる環境の保全と安全性の確保に関する諸問題を検討することを目的として設立された。本部会は昭和47年3月9日に第1回会合を開催して以来、わが国の原子力発電の実用化の進展に伴って提起されている環境の保全と安全性の確保に関する諸問題並びに、研究開発の進め方、規制及び監視のあり方等所要の対策について慎重に審議検討を行なってきた。原子力施設をめぐる環境安全問題は広範多岐にわたっており、部会の審議の過程において専門分野別に分科会を設けて調査検討を行なうことが必要であるとの結論に達した。このため47年5月16日第3回会合において、本専門部会の中に総合、安全研究、環境放射能、低線量、放射性固体廃棄物、温排水の6分科会を設け、それぞれ別表の所掌事項を分担し、調査審議を進めることとした。 以来、各分科会では、それぞれの分担事項に関する審議検討を行なうとともに、総合分科会において各分科会間の総合調整を行ないつつ審議を進めてきた。 本専門部会は、48年7月30日、それまでに分科会において審議が終っていた事項について検討し、専門部会中間報告として報告した。その際、審議の残されていた「安全審査体制のあり方」「as low as prac−ticableの原則のとり入れ方」及び「環境放射線モニタリングのあり方」について、各分科会の審議も終了したので中間報告で報告した「安全研究分科会報告」、「低線量分科会報告」、「放射性固体廃棄物分科会報告」、「温排水分科会報告」に「環境放射能分科会報告」、「総合分科会報告」を追加して本部会の最終報告とする。 原子力委員会においては、さきに中間報告で報告した事項を含め報告内容にもられた事項について、適切なる施策を実施されることを望みたい。
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