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放射線審議会の動き(基本部会、測定部会)



<基本部会>

 基本部会(部会長、田島弥太郎)においては、昭和48年2月7日開催の第8回基本部会において、ICRP1965年勧告等を取り上げて以来、鋭意検討を重ねて来たが、第9・10・11回部会を経て、次期第12回基本部会において、ほぼ結論に到達する模様である。

 ICRP1965年勧告については、すでに、日本放射性同位元素協会ICRP検討会等において検討済みであり、わが国の法体系もほぼ剤一されている。

 今回の基本部会は、ICRP1965年勧告以降のICRP出版物を検討しようとしたものである。


<測定部会>

 測定部会(部会長、斎藤信房)においては、昭和48年2月13日48原第1745号を以って放射線審議会に諮問のあった「放射性ストロンチウム分析法・放射性コバルト分析法・NAI(Tl)シンチレーションスペクトロメーター機器分析法」(改訂案)分析マニュアルの制定について、昭和48年2月27日以来、鋭意検討中であり、本諮問案件に係る答申は、本年9月以降に予定されている次期放射線審議会において行なわれる模様である。
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