前頁 |目次 |次頁
原子力委員会(第49回~53回)


第 49 回

 〔日 時〕昭和47年12月5日(火)14:00~16:00

 〔審 議〕
  1 日本原子力発電株式会社東海第二発電所の原子炉の設置について

〔審議事項〕
  1 議事録の確認
 「第46回原子力委員会定例会議議事録」「第47回原子力委員会定例会議議事録」を了承した。

  2 日本原子力発電株式会社東海第二発電所の原子炉の設置について
 事務局から、「日本原子力発電株式会社東海第二発電所の立地に係る諸問題および原子炉安全専門審査会の審査概要について」説明があり、同発電所の原子炉設置について審議した。


第 50 回

 〔日 時〕昭和47年12月12日(火)14:00~15:30

 〔議 題〕
  1 東京電力株式会社福島原子力発電所の原子炉の設置変更(1、2、3、4、5号原子炉施設の変更)について

 〔審議事項〕
  1 議事録の確認
 「第48回原子力委員会臨時会議議事録」については、一部修正し、「第49回原子力委員会定例会議議事録」については、原案どおり、了承した。

  2 東京電力株式会社福島原子力発電所の原子炉の設置変更(1、2、3、4、5号原子炉施設の変更)について
 事務局から、「東京電力(株)福島原子力発電所の原子炉の設置変更(1、2、3、4、5号原子炉施設の変更)について(諮問)」「東京電力(株)福島原子力発電所の原子炉の設置変更(1、2、3、4、5号原子炉施設の変更)について(答申)(案)」および「東京電力(株)福島原子力発電所の原子炉施設の変更の概要」について説明があり、審議した結果、同設置変更は許可することとし、原案を一部修正し、内閣総理大臣あて答申することを決定した。

(参考)

訂正箇所

  1 第48回原子力委員会臨時会議〔審議事項の(1)四国電力株式会社伊方発電所の原子炉の設置についての全文を次のとおりとする。
(1)四国電力株式会社伊方発電所の原子炉の設置について
 四国電力株式会社伊方発電所の原子炉の設置については、46回原子力委員会において許可して差支えないと判断し、内閣総理大臣に答申したがその後安全審査に関し、一部不当とされているむきもあり、原子炉安全専門審査会の意見も参酌し、その対処について審議し、井上委員長代理談話を発表することとした。

  2 東京電力株式会社福島原子力発電所の原子炉の設置変更(1、2、3、4、5号原子炉施設の変更)について(答申)(案)の②の全文を次のとおりとする。
② 上記許可の基準第4号については、本変更が放射性廃棄物処理施設を増設し放射性廃液を再使用できるようにすることならびにサプレッションチェンバ内のプール水および床ドレン系廃液を必要に応じ一時貯留できるタンクを設置し当該用水による周辺の水質汚濁を防止することであり変更後の原子炉施設の安全性は問題ないものと認められるので適合しているものと認める。


第 51 回

 〔日 時〕昭和47年12月19日(火)17:00~18:00

 〔議 題〕
  1.第2回目米原子炉安全審査専門家会議について

〔報告事項〕
  1.議事録の確認
 「第50回原子力委員会定例会議議事録」を了承した。

  2.第2回日米原子炉安全審査専門家会議について
 事務局から、「第2回日米原子炉安全審査専門家会議について」について報告があり、意見を交換した。


第 52 回(臨時会議)

 〔日 時〕昭和47年12月22日(金)10:30~11:30

 〔議 題〕
  1.日本原子力発電株式会社東海第二発電所の原子炉の設置について

 〔審議事項〕
  1.日本原子力発電株式会社東海第二発電所の原子炉の設置について
 事務局から「日本原子力発電株式会社東海第二発電所の原子炉の設置について(答申案)」および「日本原子力発電株式会社東海第二発電所の原子炉の設置に係る茨城県知事から科学技術庁長官あて文書」について説明があり、審議した結果、同設置は許可して差し支えないと判断し原案どおり内閣総理大臣あて答申することを決定した。


第 53 回

 〔日 時〕昭和47年12月26日(火)14:00~17:00

 〔議 題〕
  1.柴田国際協力課長の帰朝報告について参考メモ

 〔報告事項〕
  1.原子力委員会委員代理の指名
 前田委員長は、原子力委員会設置法第7条第3項に基づき、委員長代理に井上委員を指名した。

  2.議事録の確認
 「第51回原子力委員会定例会議議事録」を了承した。

  3.柴田国際協力課長の帰朝報告について
 柴田国際協力課長から、日米原子力協定の改訂交渉について報告があり、意見を交換した。
前頁 |目次 |次頁