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米国原子力潜水艦フラッシャーの沖縄ホワイトビーチ
(6月19日)寄港に伴う放射能調査結果について




1 概 要

 昭和47年5月15日沖縄の本土復帰以後における米国原子力潜水艦の沖縄ホワイトビーチ寄港に関する放射能調査については、横須賀、佐世保同様寄港地周辺住民の安全を確保することが必要と考えられるので放射能調査に必要なモニタリングカーおよびモニタリングポスト等の整備を行なうとともに、「放射能調査指針大綱」に沖縄分を追加し調査に万全を期した。

2 寄港状況

  沖縄の本土復帰後初めて6月19日午前9時20分頃ホワイトビーチに寄港したフラッシャーは約1時間程沖合いに停泊したのち出港した。

3 放射能調査

  「放射能調査指針大綱」にそって科学技術庁第11管区海上保安本部水路課、および沖縄県の各職員から成る放射能調査班は調査船(民間船の傭船)によりフラッシャーの停泊地点周辺で放射能の調査を実施したが異常は認められなかった。
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