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アムチトカ島の地下核実験について




 米国は、アリューシャン列島アムチトカ島において11月7日午前7時(日本時間)、5メガトン級の地下核爆発実験を行なった。実験に起因する地震・津波等の被害は生じなかった。このほか、周辺海域あるいは空中における放射能汚染の事実もみられなかった。

 また、この実験にさきだち、6月5日および11月2日、科学技術庁は「放射能対策本部幹事会」を開催した。本会議には関係各省庁より約20数名が出席し、本実験がわが国に及ぼす影響につき検討した結果、放射能の監視につき平常の体制で臨むこととなった。


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