46原委第374号
昭和46年9月23日
内閣総理大臣 殿
原子力委員会委員長
京都大学原子炉実験所の原子炉の設置変更について(答申)
昭和46年9月23日付け46原第6418号で諮問のあった標記の件について、下記のとおり答申する。
記
標記に係る承認の申請は、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第24条第1項各号に掲げる承認の基準に、適合しているものと認める。
なお、各号の基準の適合に関する意見は、別紙のとおりである。
(別紙)
核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する
法律第24条第1項各号に掲げる承認の基準の適合に関する意見
1 本変更は、第1号から第3号に規定する承認の基準に適合しているものと認める。
2 本変更は、燃料要素1本中に含まれるU-235量を約180g以下(変更前、約165g以下)とし、最大燃焼度を25%(変更前、20%)以下とするものであり、本変更後の被覆材の耐放射線強度および耐熱強度にならびに災害評価は問題なく、本変更は第4号に規定する承認の基準に適合しているものと認める。
|