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ウラン濃縮調査団の派遣について



昭和46年7月29日
原子力委員会


 最近、ヨーロッパ諸国においては、ウラン濃縮に関し、ガス遠心分離法による英独蘭三国共同計画、あるいはガス拡散法による欧州プラント設立計画等注目すべき動向がみられ、わが国の将来の濃縮ウラン確保対策を樹立するにあたっては、これら欧州諸国の事情を十分勘案することが必要である。このため、原子力委員会は、フランス、イギリス及びドイツの諸国におけるウラン濃縮計画の進展状況、今後の方向等について調査することを目的とし、下記の要領で調査団を派遣する。


1 調査団構成

団長 松根 宗一 日本原子力産業会議副会長
団員 田中直治郎 東京電力(株)副社長
 〃 高島 洋一 東京工業大学教授
 〃 田宮 茂文 科学技術庁原子力局次長
顧問 松井  明 原子力委員会委員
 〃 山田太三郎 原子力委員会委員

2 日程

 昭和46年8月下旬より9月上旬にかけて、3国を訪問する。


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