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高温ガス炉懇談会(第2回、第3回)



第2回

〔日時〕昭和45年9月18日(金)10.00~12.00


〔議題〕
 1 高温ガス炉の製鉄への利用上の問題点について

 2 その他


〔議事概要〕
 1 池田委員より資料にそい、原子力製鉄プロセスの概要又その開発にあたっての技術的問題点についての説明がなされた。

 2 上記説明に基づき、高温ガス炉温度と高温ガス炉開発方式の関連について、熱交換器、原子力製鉄プラント立地、公害等について、活発な討議が行なわれた。




第3回

〔日時〕昭和45年10月9日(金)14.00~16.30


〔議題〕
 1 高温ガス炉開発上の技術的問題点について

 2 高温ガス炉を製鉄に利用する場合の技術的問題点について

 3 EECの原子力製鉄報告書およびベンツェルの講演について

 4 原子力コンビナート検討会中間報告書について

 5 その他


〔議事概要〕
 1 上記議題を討議した結果、以下のごとき意見が出され、了承された。

ⅰ)わが国における高温ガス炉を利用する原子力製鉄開発の基本的態度は、当面高温ガス出口温度1000℃以上の製鉄プロセスおよびそれを可能ならしめる高温ガス炉の開発に限定することとする。目下の原料炭不足は、当面他の方法で解決することとし、低温ガス出口温度による暫定的製鉄システムは、本懇談会の審議対象から除外する。

ⅱ)ワーキンググループを設けて、より詳細な検討を加えることとする。


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