IAEA憲章6条改正問題等を検討するため特別理事会が昭和45年7月7日ウィーンのIAEA本部において開催された。
憲章6条改正問題については、米、イタリア、日本等共同提案、ソ連等共同提案、パキスタン提案、アラブ連合提案およびメキシコ提案の5改正案について討議がなされたが1案にしぼることはできず、結局各国の意見の要約、理事会の記録等を付していずれの案についても大多数の一致をみるに至らなかった旨を総会に報告することとなった。
また、本理事会においては、保障措置特別理事会の日程について討論がなされ、7月28日に特別理事会を開くことに決定された。
|