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米国原子力潜水艦の本邦寄港に伴う
昭和43年度における定期調査結果について



 「原子力軍艦放射能調査指針大綱」に基づく定期調査を、横須賀、佐世保両港において年4回実施した。
 調査結果によると、海底土については原子力軍艦についての指標核種である亜鉛−65、コバルト−60についてはいずれも検出限界以下であり、また、フォールアウト関係核種であるストロンチウム−90、セシウム−137、セリウム−144についても5.7±2.0〜36.7±3.9、95±11〜506±40、215±17〜2,014±82pCi/kg乾土で他の港湾におけるものと同程度であった。
 なお、海水、海産生物についても、とくに変化は認められなかった。



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