第1回

〔日時〕昭和44年3月26日（水）10.00〜16.00

〔議題〕
　1　核融合研究連絡会議成立の経緯について

　2　昭和44年度以降の実施計画について


〔議事概要〕
　1　事務局から核融合専門部会の報告書の提出から核融合研究連絡会議の発起までの経緯について説明があり、原子力特定総合研究の概要、核融合研究連絡会議の任務について質疑が行なわれた。
　議長として高山委員、議長代理として山中委員がそれぞれ互選された。

　2　運営会議の山本から運営会議での審議の概要、および運営会議として連絡会議に期待する任務について説明があり、審議の結果、大筋として了承された。

　3　森委員（原研）、岡本委員（理研）、杉浦委員（電機）からそれぞれ3研究所の44年度実行計画について説明があり、計画的に多少遅れはあっても核融合専門部会報告の線に沿っていることが確認された。
　なお、3研究所の44年度実行計画を文書により高山議長を通じて運営会諸に提出することとなった。

　4　運営会議の山本委員から口頭で「運営会議の基本方針（案）」が示され、この考え方に従って45年度事業計画（案）を作成するため、トーラスおよび高ベータについてスタディグループを編成し、そこで検討を行ない、次回の連絡会議に提出することとなった。

第2回

〔日時〕昭和44年5月12日（月）10.00〜17.00


〔議題〕
　1　昭和45年度核融合関係事業計画について

　2　昭和44年度核融合関係事業実行計画について


〔議事概要〕
　1　事務局より「運営会議の基本方針（案）」の説明があり、内容解釈および共同研究のあり方について質疑が行なわれた。

　2　3研究所より、昭和45年度核融合関係事業計画案についての説明があり質疑が行なわれた。岡本委員より新規テーマの提案があり、審議の結果、核融合研究運営会議に原案のまま報告することとなった。

　3　44年度実行計画について、それぞれ文書にもとづいて報告があり了承された。