原子炉施設安全問題懇談会
第 5 回
〔日 時〕昭和43年5月16日(木)18.00〜21.00
〔議 題〕
1 原子炉施設に対する安全基準整備上の問題点について
2 その他
〔議事概要〕
事務局より、「原子炉安全基準部会」(仮称)における検討課題案の説明があり、同案にもとづいて意見交換を行なった。
その結果は、主として
(1)軽水炉の安全設計基準について
(i)作成される基準の性格は許可のための安全設計審査指針とするのがよい。
(ii)安全上のPhilosophyを確立することが是非とも必要である。
(2)事故評価基準について
(i)現行立地基準における災害評価の考え方を変えてはならない。
従来の考えは新型炉に適用できるものである。
(ii)重大事故、仮想事故については改めてその内容を深くつめることが大事である。
(3)その他
議題の安全審査体制については基準部会で扱う事項ではない等の意見が出され、さらに検討をすすめることとした。
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