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米国原子力潜水艦横須賀港寄港に伴う
放射能調査結果について



 米国原子力潜水艦クイーンフィシュ号は2月15日(木)午前9時0分横須賀港8号岸壁に接舷を完了し、8日間停泊した後、23日(金)午前11時55分横須賀港を出港した。

 なお、クイーンフィシュ号がわが国に寄港したのは、今回が初めてのことである。

 同潜水艦の概要は次のとおりである。

    型 式  SSN651  炉型 S 5-W
    トン数  標準排水トン  3,750トン
 全改排水トン  4,300トン
    造船所  New Port news造船所
    艦 長  J.B.Richard中佐
    乗 員  119名(士官13名を含む)
    就 役  1964年

 同潜水艦寄港に伴う横須賀港における放射能調査はモニタリングポストによる連続測定並びにモニタリングボートによる原子力潜水艦の入港前、直後、停泊中、出港直後に同艦の周辺および港内の所定のコースについての測定調査を実施したが、結果は次のとおりであり、環境放射能の異常は認められなかった。
 米国原子力軍艦がわが国の港に寄港した回数は今回を含めて21回である。
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