米国原子力水上軍艦の佐世保寄港について

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昭和43年1月23日 1　寄港状況 　1月19日（金）米国原子力航空母艦エンタープライズおよび米国原子力フリゲート艦トラクストンは佐世保港に入港し、夫々午前9時36分および午前9時35分に庵崎沖に投錨し、5日間停泊した後、1月23日（火）午前9時同港を出発した。 2　寄港に伴う放射能調査 　今回の寄港に際してモニタリングボートにより、佐世保港内所定のコースおよび原子力水上軍艦の周辺について、また陸上ではモニタリングポストにより夫々放射能調査を実施したが、そのうち海水についての測定結果は次のとおりであり、寄港時における環境放射能の異常は認められなかった。 （1）モニタリングボート （2）モニタリングポスト1号（従来） （3）モニタリングポスト2号（新設） 3　米国原子力軍艦の寄港実績 　米国原子力潜水艦のわが国への寄港は昭和39年11月以来通算19回であり、佐世保港12回、横須賀港7回である。 　わが国の港に米国原子力水上軍艦が寄港したのは、今回が始めてである。