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昭和43年度原子力関係予算について


昭和42年12月28日
原子力委員会決定

 原子力の平和利用に関する研究開発は、長期間にわたり、総合的、かつ、継続的に推進すべきものであり、これに要する予算は十分確保されることが必要である。

 とくに、国のプロジェクトたる動力炉の開発については、本年10月設立の動力炉核燃料開発事業団を中心として積極的にこれを推進することとなっているが、明43年度は、このプロジェクトの成否を左右する重大な年であると考えるので、このための研究開発に対しては、十分な国家資金を確保して、その遂行に万全を期すべきである。

(参考)
  昭和43年度原子力関係予算要求の概要
     総所要資金約  287億円
       (うち動力炉開発関係 約113億円)
     国庫債務負担行為額 約138億円
       (うち動力炉開発関係 約91億円)

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