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原子力委員会


第 51 回(臨時)

〔日 時〕昭和42年11月1日(水)15.00~16.00

〔議 題〕
(1)原子力水上軍艦の寄港問題について

〔審議事項〕
 原子力水上軍艦の寄港問題について
 事務局から「アメリカ合衆国原子力水上軍艦の寄港問題について(案)」の朗読があり、原子力委員会の総合的見解および発表文案について審議の結果、原案のとおり全員一致で決定し、直ちに原子力委員長から内閣総理大臣に対して当委員会の総合的見解を申し述べることとなった。

第 52 回

〔日 時〕昭和42年11月2日(木)14.00~16.00

〔議 題〕
(1)原子力第1船について
(2)その他

〔審議、決定および報告事項〕
(1)原子力第1船について
 事務局から、むつ市の情況、原子力第1船の安全審査の現状等について、口頭で報告があった。

(2)報告事項
 事務局から「食品照射研究運営会議の構成について」および「昭和42年上期核燃料物質等保有量一覧」に基づいて、それぞれ報告があった。

 また、核拡散防止条約が原子力平和利用に及ぼす影響に関する日本専門家協議の概況について口頭で報告があった。

第 53 回

〔日 時〕昭和42年11月9日(木)14.20~17.45

〔議 題〕
(1)日米原子力協定について
(2)昭和42年度一般会計予備費の要求について
(3)むつ市への変更に伴う船価について
(4)原子炉雑音解析に関するセミナーについて
(5)核拡散防止条約の原子力平和利用に及ぼす影響に関する日米専門家協議について

〔審議、決定および報告事項〕
(1)日米原子力協定について
 事務局から「日米原子力協定交渉結果」に基づいて、日米原子力協定の交渉経過について報告があり、審議の結果、今後の交渉方針について了承された。

(2)昭和42年度一般会計予備費の要求について
 事務局から「昭和42年度一般会計予備費要求書」に基づいて説明があり、審議の結果、原案のとおり了承された。

(3)むつ市への変更に伴う船価について
 事務局から「横浜→むつに伴う船価変更」に基づいて説明があり、審議の結果、原案のとおり了承された。

(4)原子炉雑音解析に関するセミナーについて
 事務局から「原子炉雑音解析に関するセミナーについて」に基づいて説明があり、この取扱いについて審議がなされた。

(5)核拡散防止条約の原子力平和利用に関する日米専門家協議について
 事務局から「核拡散防止条約の原子力平和利用に関する日米専門家協議について」に基づいて報告があった。

第 54 回

〔日 時〕昭和42年11月16日(木)14.00~18.10

〔議 題〕
(1)原子力第1船の原子炉設置について(答申)
(2)母港設置に対する青森県およびむつ市からの回答について
(3)日加原子力技術会議について
(4)オーストラリアとの協力について
(5)武藤委員の海外出張について

〔審議、決定および報告事項〕
(1)原子力第1船の原子炉設置について(答申)
 事務局から「原子力第1船の安全性について(審査会報告)」および「原子力第1船の原子炉設置について(答申案)」に基づいて説明があり、審議の結果、原案のとおり、内閣総理大臣あて答申することを決定した。

(2)母港設置に対する青森県およびむつ市からの回答について
 事務局から「原子力船定係港の設置について(回答)(科学技術庁長官あて)「原子力船定係港の設置について(回答)(日本原子力船開発事業団理事長あて)」、「東北開発株式会社所有地の使用について(回答)」および「契約船価について」に基づいて説明があり、審議がなされた。

(3)日加原子力技術会議について
 事務局から「第4回日加原子力技術会議日本側出席者」「開会挨拶」および「日本における原子力開発利用の現況とその問題点」に基づき説明があり、審議がなされた。

(4)オーストラリアとの協力について
 事務局から「オーストラリアとの協力について」に基づいて説明があり、審議がなされた。

(5)武藤委員の海外出張について
 事務局から「海外出張について」に基づいて、報告があった。

第 55 回

〔日 時〕昭和42年11月24日(金)10.30~12.30

〔議 題〕
(1)原子力委員会参与および核燃料懇談会構成員の変更について
(2)三菱臨界実験装置について
(3)日本原子力発電(株)東海発電所の火災事故について

〔審議、決定および報告事項〕
(1)原子力委員会参与および核燃料懇談会構成員の変更について
 事務局から「原子力委員会参与および核燃料懇談会構成員の変更について(案)」に基づいて説明があり、審議の結果、原案のとおり了承された。

(2)三菱臨界実験装置について
 事務局から「三菱臨界実験装置について(照会)」および「三菱臨界実験装置について(回答案)」に基づいて説明があり、回答案につき審議の結果、一部惨文のうえ、了承された。

(3)日本原子力発電(株)東海炉の火災事故について
 事務局から「東海発電所の火災事故について」および「原電東海炉の火災事故による損害の補償について」に基づいて報告があった。

第 56 回

〔日 時〕昭和42年11月30日(金)14.00~16.00

〔議 題〕
(1)科学技術基本計画策定のための調査について
(2)原子炉安全専門審査会委員の発令について
(3)日加原子力技術会議について
(4)原子力船定係港の設置に関する青森県知事の要請について(回答)

〔審議、決定および報告事項〕
(1)科学技術基本計画策定の調査について
 事務局から「科学技術基本計画策定のための調査について(案)」および「参考資料」に基づき説明があり、審議の結果、原案のとおり了承された。

(2)原子炉安全専門審査会委員の発令について
 事務局から「原子炉安全専門審査会委員の発令について(案)」に基づいて説明があり、審議の結果、原案のとおり了承された。

(3)報告事項
①日加原子力技術会議について
 事務局から「日加原子力技術会議について(報告)」に基づいて報告があった。

②原子力船定係港の設置に関する青森県知事の要請について
 事務局から「原子力船定係港の設置に関する要請について」および「原子力船定係港の設置について」に基づいて報告があった。
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