JNF設立契約等について
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日本ニュクリア・フュエル（株）の技術輸入（甲）
日本ニュクリア・フュエル（株）より核燃料の製造に関する技術輸入の申請があったが、これについて適当と認められた。
その内容の概略は以下のとおりである。
1. 輸入技術の種類
核燃料の製造
2. 技術輸入先
General Electric Company
3. 輸入技術の内容及び援助方式
（1）特許実施権に関する事項
①GE特許の日本における登録あり
②再実施許諾権なし
③非独占的実施権
（2）その他の技術援助
①製造図面および技術的情報の非独占的供与
②GE及びJNF施設におけるJNF職員に対するコンサルティング・サービスの供与
4. 送金事項
売上高に基づく報償料
イニシアルコア用燃料については、純販売価格の6％
再装荷用の燃料については、純販売価格の7％
コンサルティング・サービス料
GE職員1日人当り150ドル、ただし、本金額は本契約記載のエスカレーション公式の適用により調整され、この調整分は上記金額に含めて支払われる。
日本ニュクリア・フュエル（株）の株式の取得
ゼネラルエレクトリックカンパニーより提出された日本ニュクリア・フュエル（株）発行株式の取得の審査に関する申請があったが、これについて適当と認められた。その内容の概略は以下のとおりである。
1. 外国投資家
General Electric Company
2. 営業目的
（1）核燃料の製造及び販売
（2）核燃料の製造及び販売に付帯関連する事業
3. 技術援助の内容
（1）6弗化ウランの酸化ウランへの転換及び核燃料の製造に関する技術資料の供与
（2）GEが発注する核燃料に関するシステムエンジニアリング資料
（3）（1）、（2）に関するコンサルテーション
（1）、（2）、（3）の資料は必要な限度において東芝及び日立に開示される。
（4）特許実施許諾…世界のすべての国における現在及び将来のGE特許に基づき核燃料を製造し、これをGE、日立及び東芝並びにそのいずれかが斡旋する者に対して販売する非独占的実施権の供与
4. 送金事項
（1）売上報償料
原子炉と共に納入されるInitial Coreについては純売上高の6％相当額、再装荷用の核燃料について純売上高の7％相当額
（2）コンサルテーション
GE技術者によるコンサルテーションにつき、APEDの担当者1人当り150ドル、但し金額はその請求時における米国の賃銀指数に従って調整される。 |
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