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原子炉安全専門審査会


第 46 回

〔日 時〕昭和42年3月28日(火)15.00~17.30

〔議 題〕
 1 原子力船サバンナ号の安全性について
 2 その他

〔議事概要〕
 1 原子力船サバンナ号の安全性について
 内田第31部会長から次の様に31部会の審議経過の報告がおこなわれた後、審議がなされた。

 第31部会の審議は船体、運航、機関、原子炉、環境の各専門別グループに分けて行なわれている。

 部会として、検討してきた主なものとして、重大事故および仮想事故に対する考え方、事故解析を行なうための気象条件および海難事故と原子炉事故の関連性等がある。

 審議は、第31部会から提示された以上の点について検討がなされ、31部会の審議は次のような方針に従って進むべきことを確認した。
①重大事故及び仮想事故を想定して、停泊地、遠隔投錨地などの条件を定める。
②気象条件としては、一般的な最悪気象条件を選定して事故解析を行なう。
③海難と原子炉事故が重じょうしないことを確認して、事故解析を行なう。
 2 その他
 原電敦賀発電所原子炉、原研JPDRおよび京都大学原子炉の各原子炉施設の変更について、原子力委員会は総理大臣あて、その安全性は確保される旨答申したことの報告がなされた。

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