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米国原子力潜水艦の佐世保港および横須賀港寄港
の際の放射能調査状況について



 米国原子力潜水艦シードラゴン号は2月10日午前9時佐世保港に入港し、2月23日午前9時に出港した。

 また、スカルピン号は2月23日午前8時横須賀港に入港し、3月6日午前8時に出港した。

 これらに対する放射能調査は、従来どうり両港に設置したモニタリング・ポストおよび両港に配備されたモニタリング・ポートにより実施されたが、放射能測定結果は次のとおりであり、寄港に伴う環境放射能の変化は認められなかった。

 なお、米国原子力潜水艦のわが国への寄港は今回で通算15回目(佐世保港12回、横須賀3回)であり、シードラゴン号は5回目、スカルピン号は2回目の寄港である。

Ⅰ 佐世保港
 1 モニタリングボートによる海水の測定値
入港前の値 5.0~9.0cps
停泊中の値 5.0~8.0eps
出港後の値 6.0~9.0eps
 2 モニタリングポストによる海水の測定値
入港前の値 840~ 900cpm
停泊中の値 750~1,050cpm
出港後の値 810~ 840cpm
Ⅱ 横須賀港
 1 モニタリングボートによる海水の測定値
入港前の値 4.0~5.0cps
停泊中の値 4.0~5.5cps
出港後の値 4.2~5.3cps
 2 モニタリングポストによる海水の測定値
入港前の値    1,500cpm
停泊中の値 1,400~1,600cpm
出港後の値 1,400~1,450cpm
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