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加工施設等安全基準専門部会の設置について


41.8.18
原子力委員会

1 設置理由
(1)加工事業の許可にあたって、加工施設の安全性を確保するため、その安全性を審査するための基準となる事項について、あらかじめ指針を得ておく必要がある。

(2)核燃料物質の輸送量の増大に伴い核燃料物質の輸送容器について、輸送中における万一の事故を防止するためその安全基準を明確にしておく必要がある。

 このため、本委員会に加工施設等安全基準専門部会を設置し、上記の事項について、審議を行なうものとする。

2 諮問事項
(1)核燃料物質加工施設の安全性を審査するための指針の作成

(2)核燃料物質輸送容器の安全性を審査するための基準の作成

3 審議事項
(1)加工施設の安全性を審査するための指針
(イ)立地条件
(ロ)事故および災害に対する安全性の解析および評価
(ハ)臨界管理
(ニ)放射線管理
(ホ)施設の安全対策
(2)輸送容器の安全性を審査するための基準
(イ)輸送容器の構造および取扱
(ロ)輸送容器の安全性の試験方法
4 設置期間
 昭和42年2月中に審議を終えることを目途とする。

5 構成
青木 成文  (東工大)
石田 泰一  (公 社)
江藤 秀雄  (放医研)
加賀山 正  (原 電)
清瀬 量平  (東 大)
関  義辰  (三菱原子力)
竹越  尹  (電 試)
武谷 清昭  (原 研)
高島 洋一  (東工大)
高柳  弘  (原 研)
西山  厚  (住友電工)
西脇  安  (東工大)
三島 良績  (東 大)
6 担当原子力委員
 駒形 委員 (但し9月より山田委員)

7 所管課
 原子力局核燃料課
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