食品照射専門部会(第5回)
第 5 回
〔日 時〕昭和41年7月5日 14.00〜16.00
〔議 題〕食品照射研究の中間報告について
〔議事概要〕
昭和40年12月21日以降5回にわたり審議、検討を行なって食品照射研究の推進方策について、研究推進上の問題点および研究推進の具体策を次のとおり中間報告としてとりまとめ、原子力委員会に提出することになった。
1 海外で実用化の段階にある馬鈴薯、玉ねぎについては、3年計画の初年度として42年度より予算措置を講じ、組織的に研究を実施することにより研究体制を確立してこれら品目の試験研究をして、実用化のため先駆的役割を持たせることが適当であるとの結論に達した。
なお馬鈴薯、玉ねぎ以外の品目については問題点摘出の第一段階の検討を行ない特に42年度から、わが国独持の研究対象としては、米をとり上げて推進することとなった。
また、米以外の品目で日本独特の食品や輸入の可能性の大きい照射食品を優先的にとり上げその推進方策を引き続き検討することとなった。
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