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原子力委員会(第12回〜第17回)


第 12 回

〔日 時〕昭和41年3月24日(木)14.00〜17.00

[議 題〕
 1. 動力炉開発について
 2. 昭和41年度放射線医学総合研究所事業計画について

〔審議決定および報告事項〕
 1. 動力炉開発について
 事務局から「動力炉開発体制」の説明があり、検討が行なわれた。

 2. 昭和41年度放射線医学総合研究所事業計画について
 事務局から「放射線医学総合研究所業務計画」について報告があった。

第 13 回

〔日 時〕昭和41年3月31日(木)14.00〜15.30

〔議 題〕
 1. 日立製作所原子炉施設の変更に係る安全性について(臨界実験装置の変更)
 2. 関電および東電の原子力発電所建設計画について
 3. 総合エネルギー調査会原子力部会中間報告について

〔審議決定および報告事項〕
 1. 株式会社日立製作所原子炉施設の変更に係る安全性について
 事務局から「株式会社日立製作所原子炉施設の変更に係る安全性について」の説明があり、承認された。

 2. 関西電力および東京電力の原子力発電所建設計画について
 事務局から「関電および東電の原子力発電所建設計画について」報告が行なわれた。これに関連して、昭和32年9月3日閣議了解にいう「当面の実用発電炉」とは、日本原子力発電(株)の事業目論見書から、東海炉および敦賀の2号炉をいうものであり、東電、関電の実用発電炉導入が当該閣議了解に背致するものでないと解することを了承した。

 3. 総合エネルギー調査会原子力部会中間報告について
 事務局から「総合エネルギー調査会原子力部会中間報告について」報告があった。

第 14 回

〔日 時〕昭和41年4月7日(木)14.00〜17.00

〔議 題〕
 1. 日本原子力発電株式会社の敦賀発電所の原子炉の設置について
 2. 動力炉の開発について

〔審議決定および報告事項〕
 1. 日本原子力発電株式会社の敦賀発電所の原子炉設置について
 事務局から「日本原子発電株式会社の敦賀発電所の原子炉の設置について(答申)(案)」の朗読、説明があり、検討の結果、原案のとおり内閣総理大臣あて答申することとなった。

 2. 動力炉の開発について
 事務局から「動力炉開発の準備組織について(案)」(資料第3号)の説明があり、意見の交換が行なわれ、今後さらに検討することとなった。

第 15 回

〔日 時〕昭和41年4月14日(木)14.50〜15.20

〔議 題〕
 1. 第3回日米研究協力専門家会議について

〔審議決定および報告事項〕
 1. 第3回日米研究協力専門家会議について
 事務局から「第3回日米研究協力専門家会議について」の説明があり了承された。

第 16 回

〔日 時〕昭和41年4月21日(木)14.00〜15.10

〔議 題〕
 1. 日本原子力研究所理事の任命について
 2. エンリコフェルミ炉による研究計画への参加について
 3. 第8回原子炉主任技術者試験筆記試験の結果について

〔審議決定および報告事項〕
 1. 日本原子力研究所理事の任命について
 事務局から日本原子力研究所理事の任命について説明があり、了承された。

 2. エンリコフェルミ炉による研究計画への参加について
 青木委員からエンリコフェルミ炉による研究計画への民間機関による参加について説明がなされ、委員会として賛成であって政府としても将来必要に応じ援助を行なうことが了承された。

 3. 第8回原子炉主任技術者試験筆記試鹸の結果について
 事務局から第8回原子炉主任技術者試験筆記試験の結果について報告があった。

第 17 回

〔日 時〕昭和41年4月28日(木)14.00〜18.00

〔議 題〕
 1. 動力炉の開発について
 2. 第3回セラミック燃料に関する日米研究協力専門家会議について
 3. 国内原子炉の現状

〔審議決定および報告事項〕
 1. 動力炉の開発について
 事務局から「動力炉開発の基本方針について朗読ならびに説明があり、動力炉開発の基本となる考え方、開発の進め方等について審議が行なわれた。

 2. 報告事項
 事務局から「第3回セラミック燃料に関する日米研究協力専門家会議について」および「国内原子炉の現状」についてそれぞれ報告があった。
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