米国原子力潜水艦の佐世保港寄港の際の
放射能調査について


　米国原子力潜水艦シードラゴン号（第5回目）、サーゴ号（第6回）、プランジャー号（第7回目）が佐世保港に寄港したが、これに伴う放射能調査は、従来どおり佐世保港に設置したモニタリングポストおよび同港に配備されたモニタリングボートにより実施された。

　上記潜水艦の寄港日程ならびに放射能測定結果は次のとおりである。

（１）シードラゴン号

（イ）寄港日程　11月24日〜12月2日

（ロ）測定結果（海水）

モニタリングポスト

　　　入港前　　　　　　停泊中　　　　出港後

900〜1,000cpm　800〜1,000cpm　840〜900cpm

モニタリングボート

6.0〜7.7cps　5.0〜5.7cps　5.0〜7.2cps

（２）サーゴ号

（イ）寄港日程12月14日〜12月19日

（ロ）測定結果（海水）

モニタリングポスト

　　　入港前　　　　　　　停泊中　　　　　　出港後

1,130〜1,250cpm　1,170〜1,300cpm　1,000〜1,360cpm

モニタリングボート

　　4.8〜7.2cps　　　　4.2〜7.2cps　　　4.0〜7.0cps

（３）プランジャー号

（イ）寄港日程12月20日〜12月26日

（ロ）測定結果（海水）

モニタリングポスト

　　　　入港前　　　　　　停泊中　　　　　出港後

1,200〜1,300cpm　1,000〜1,300cpm　900〜1,300cpm

モニタリングボート

　　4.5〜7.2cps　　　　4.5〜7・5cps　　　4.5〜7.0cps

以上の結果からみて、原子力潜水艦寄港による環境放射能の変化は認められなかった。