〔日時〕昭和40年11月4日(木)14:00〜17:00
〔議題〕
1.科学技術基本法案について
2.原子力船について
〔審議決定および報告事項〕
1.科学技術基本法案について
事務局から「科学技術基本法案について」の説明があり、検討が行なわれた。その結果、原子力委員会委員と科学技術会議委員と意見を交換し、それに基づき、さらに検討を行なうこととなった。
2.原子力船について
田宮監理官から、海外舶用炉調査班の調査結果の概要について報告があった。
〔日時〕昭和40年11月11日(木)14:00〜16:30
〔議題〕
1.食品照射専門部会の設置について
2.原子炉安全基準専門部会報告書について
3.原子力委員会関係文書取扱い要領(昭和32年12月27日原子力委員会決定)の一部改正について
4.海外軽水型舶用炉開発現状等調査報告書について
5.国連放射線影響科学委員会第15回期の日本政府代表団出席について
〔審議決定および報告事項)
1.食品照射専門部会の設置について
事務局から「食品照射専門部会の設置について(案)」の説明があり、設置理由、諮問事項および審議事項について検討が行なわれ、おおむね原案のとおり了承された。なお次回に構成員の人選決定を行なった後、当専門部会の設置を決定することとなった。
2.原子炉安全基準専門部会報告書について
事務局から「原子炉安全基準専門部会報告書について」の説明があり、審議の結果、同報告書を今後原子炉安全審査を行なう際の参考に資するため、同審査会長あて送付することとなった。
なお当専門部会は同日付で解散することとなった。
3.原子力委員会関係文書取扱い要領の一部改正について
事務局から「原子力委員会関係文書取扱い要領の一部改正について(案)」の説明があり、審議の結果、今後文書内容の特に軽易なものについては政策課長限りで処理することができるように改正することとなった。
4.報告事項
事務局から「海外軽水型舶用炉の開発現況等調査報告書」および「国連放射線影響科学委員会第15回期の日本政府代表団出席について」についてそれぞれ報告があった。
〔日時〕昭和40年11月18日(木)14:00〜16:00
〔議題〕
1.食品照射専門部会の設置について
2.動力炉開発調査団の報告について
3.第7回放射能調査研究成果発表会について
〔審議決定および報告事項〕
1.食品照射専門部会の設置について
事務局から、前回委員会の検討結果に基づいた「食品照射専門部会の設置について(案)」の説明があり、原案のとおり当専門部会の設置が決定された。
2.報告事項
武田委員および武安次長から動力炉開発調査団の調査結果の概要について報告があった。また、事務局から「第7回放射能調査研究成果発表会について」の報告があった。
〔日時〕昭和40年11月25日(木)14:00〜15:30
〔議題〕
1.核原料物質開発促進臨時措置法の延長について
2.日米協力協定の改正に関する米国の標準案文について
3.食品照射専門部会担当者について
4.米国原子力潜水艦の第5回佐世保港寄港について
〔審議決定および報告事項〕
1.食品照射専門部会担当者について
事務局から「食品照射専門部会担当者について」の説明があり、原案のとおり了承された。
2.米国原子力潜水艦の第8回佐世保港寄港について
事務局から「米国原子力潜水艦の第5回佐世保港寄港について」の報告があり、質疑が交わされた。
3.核原料物質開発促進臨時措置法の延長について
事務局から「核原料物質開発促進臨時措置法の延長について」の説明があり、審議の結果おおむね原案の方針で了承された。
4.日米協力協定の改正に関する米国の標準案文について
事務局から「原子力の平和的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定(案)」の説明があり、特殊核物質の民有化およびそれに伴う民間取りきめとの関係等について質疑が交わされ、今後さらに検討を行なうとともに、案文中不明確な点および合衆国政府と他国政府間との協定状況について早急に調査することとなった。
〔日時〕昭和40年11月12日(木)14:00〜16:00
〔議題〕
1.特殊核物質の民有化について
2.原子力船懇談会について
3.科学技術基本法案について
4.原子炉安全解析のための気象手引について
〔議事概要〕
1.特殊核物質の民有化について
事務局から事務局が作成した資料「特殊核物質の民有化について」の紹介があり、検討が行なわれた。
2.原子力船懇談会について
事務局から配布資料に基づき原子力船懇談会の設置について報告があり、また、原子船調査団の調査報告書の紹介があった。
3.科学技術基本法案について
事務局から科学技術基本法案の紹介があり、同法案と原子力基本法との関連について説明があった。
4.原子炉安全解析のための気象手引について
事務局から原子炉安全基準専門部会の報告書「原子炉安全解析のための気象手引」の紹介があり、同報告書の今後の取り扱いについて説明があった。
〔日時〕昭和40年11月1日(月)14:00〜16:30
〔議題〕
1.委員の異動について
2.日本原子力発電(株)敦賀発電所原子炉の設置に係る安全性について
3.その他
〔議事概要〕
1.委員の異動について
事務局から那須委員の辞任および後任に表俊一郎氏(建築研国際地震工学部長兼東大教授)の委員委嘱について報告があった。また、厚生省の人事異動に伴い、若松委員の後任として中原龍之助氏(公衆衛生局長)が委員となった旨報告された。
2.日本原子力発電(株)敦賀発電所原子炉の設置に係る安全性について
事務局から申請書の概要の説明があった。また、部会を設け審査することを決め、第21部会委員として、内田、伊沢、大山、川崎、小平、後藤、吹田、都甲、表、久田、弘田、牧野、三島の13名の委員が指名された。なお、部会長は内田委員と決められた。
3.その他
事務局から国内原子炉の現状について報告があった。
<専門部会>
再処理施設安全審査専門部会
第11回
〔日時〕昭和40年11月24日(水)14:00〜16:30
〔議題〕
1.公社再処理工場の建設準備状況について
2.その他
〔議事概要〕
事務局から公社再処理工場の現在の状況について報告があった。また、今後の部会の運営方針について協議した結果、今までの審議結果を中間的にまとめることを検討することにした。
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