原子力発電基準特別部会 第1回 〔日時〕昭和40年4月9日(金)14.00〜17.00 〔議題〕 (1)部会長互選 (2)部会長挨拶 (3)委員自己紹介 (4)原子力発電所における放射線障害の防止に関する技術的基準の制定について (5)その他 〔議事概要〕 (1)部会長に矢木委員が互選された。 (2)通産省から原子力設備に関する技術基準を定める省令の制定について、経過ならびに概要説明があった。 (3)審議上の進め方として、各条文の趣旨あるいは精神を主体に審議し、技術用語以外のwordingについては、原則として行なわないことを申し合せた。 (4)条文審議(第1条〜第4条) 第2回 〔日時〕昭和40年4月16日(金)10.30〜15.00 〔議題〕 (1)原子力設備に関する技術基準を定める省令(案)について (2)その他 〔議事概要〕 (1)条文審議(第5条〜第16条) (2)安全弁等に関する規定について、放射性物質を含む流体を安全に処置することができるように施設するという施設要求と全般に適用すること、および破壊板と設置した場合の安全弁の設置に関して明確に規定すること、などの意見があった。 第3回 〔日時〕昭和40年4月23日(金)13.30〜18.00 〔議題〕 (1)原子力設備に関する技術基準を定める省令(案)について (2)その他 〔議事概要〕 (1)条文審議(第17条〜第29条) (2)生体しゃへい装置について、通産省令では管理区域内の職業人が働く場所における放射線量に関し、数量的な規制がないが、これは規制法に準じたものであり、許容被ばく線量を確保するための施設についての関係法規の基準が、必ずしも斉一でない点を勘案して、原案で差し支えないものとした。 第4回 〔日時〕昭和40年4月30日(金)13.30〜18.00 〔議題〕 (1)原子力設備に関する技術基準を定める省令(案)について (2)その他 〔議事概要〕 (1)条文審議(第40条〜第35条) (2)現在までの審議状況を放射線審議会へ報告、問題点については指示を求め審議を進めることとした。 災害対策特別部会 第9回 〔日時〕昭和40年3月24日(水)14.00〜17.00 〔議題〕 (1)放射性物質の大量放出事故に対する応急対策の放射線レベルについて (2)その他 〔議事概要〕 (1)放射線による身体的障害に関しての小委員会の検討結果について報告があった。 (2)遺伝的障害に関して、遺伝打合せ会の検討結果について報告があり、さらに打合せ会において検討を行 なうことになった。 (3)事務局から提出した大量放出事故に対する応急対策の放射線レベル(要旨)について審議を行なった。 第10回 〔日時〕昭和40年4月27日(火)14.00〜17.00 〔議題〕 (1)放射性物質の大量放出事故に対する応急対策の放射線レベルについて (2)その他 〔議事概要〕 (1)131I、137Cs、90Srの吸入による内部被曝による身体的影響について審議が行なわれ、131I、137Csの内部被曝についての線量の評価についてはほぼ意見の一致をみたが、90Srについてはなお検討をつづけることとなった。 (2)放射線の遺伝的影響に関して遺伝打合せ会の検討結果について中間報告があった。なお、遺伝打合せ会においてはさらに検討を行なうこととなっている。 1962年ICRP勧告特別部会 第3回 〔日時〕昭和40年3月25日(木)13.30〜17.00 〔議題〕 (1)1962年ICRP勧告について (2)その他 〔議事概要〕 眼の水晶体に関する事項、90Srの最大許容濃度に関する事項、生殖可能年齢の婦人の被曝に関する事項、体外被曝からの線量と体内被曝からの線量との加算に関する事項等1962年ICRP勧告において新たに改正された諸点について審議を行なった。 第4回 〔日時〕昭和40年4月14日(水)13.30〜18.00 〔議題〕 (1)1962年ICRP勧告について (2)その他 〔議事概要〕 前回に引き続き、1962年ICRP勧告において新たに改正された生殖可能年齢の婦人の被曝に関する事項、体外被曝からの線量と体内被曝からの線量との加算に関する事項等に関し、わが国としていかに採り上げるべきかについて検討が行なわれた。 |