原子力委員会参与会議事概要



第3回

〔日時〕昭和39年4月9日(木)14.00〜16.00

〔議題〕

(1)昭和39年度原子力開発利用基本計画について

(2)昭和39年度核原料物質探鉱計画について

(3)「原子力損害の民事責任に関するウィーン条約」のための第1回常設委員会における検討事項について

(4)原子力研究所をめぐる諸問題

(5)国内原子炉の現状について

(6)原子炉安全審査調査団の報告について

(7)第3回原子力平和利用国際会議提出論文について

(8)原子力委員会専門部会等の審議状況

(9)その他

〔議事概要〕

(1)昭和39年度原子力開発利用基本計画について事務局から概略説明があった。

(2)昭和39年度核原料物質探鉱計画の紹介があり事務局から説明があった。

(3)「原子力損害の民事責任に関するウィーン条約」のための第1回常設委員会における検討事項について配布資料に基づき、前会議では時間がなく、また一部の件については賛成が決らなかった。再びウィーンで4月13日から18日まで開かれるので、このための日本の態度である旨、事務局から説明があった。

(4)原子力研究所をめぐる諸問題について事務局から配布資料の説明があり、また兼重原子力委員からこれまでのいきさつおよびこの問題についての委員会の意向について説明があった。

(5)国内原子炉の現状について配布資料に基づき、事務局から説明があった。

(6)原子炉安全審査調査団の報告書の紹介が事務局からあり、調査団および報告書について説明があった。

(7)第3回原子力平和利用国際会議に提出する論文について事務局から説明があった。

(8)伏見参与から、国内の核融合に関する研究状況の検討を第3回原子力平和利用国際会議開催以前に行なってもらいたい旨、要請があった。