日本原子力発電(株)の技術援助契約(甲種)の変更


 コールダーホール改良型発電炉を英国から導入するにあたり、日本原子力発電(株)は昭和34年6月連合王国原子力公社と技術援助契約を締結したが、この契約期間が本年6月をもって満了した。しかし、発電炉が竣工する昭和40年3月までは、なお公社からの技術援助を必要とするので、この程下記内容によりこの契約変更(期間延長等)が認められた。

(記)

1 技術輸入先

The United Kingdom Atomic Energy Authority 

2 技術の種類原子力発電所の建設、運転、保守に関する技術指導

3 輸入技術の内容コールダーホール改良型天然ウランガス冷却黒鉛減速原子力発電所施設の原子力部門に関する建設、運転、保守についての技術的指導

4 契約の期間

 昭和38年6月16日から2年6ヵ月間

5 変更の内容

 昭和34年6月に締結した契約の期間の延長およびコミッショニングに際してのアドバイザー派遣に関する具体的細目の追加

6 送金事項