原子力委員会日誌

委員会日誌

第22回

〔日時〕昭和38年5月29日(水)10.00〜12.00

〔配布資料〕

(1)国産動力炉開発の進め方について(案)

(2)仏CEA当局との会談について

(2)−2同上

〔審議決定および報告事項〕

(1)米国原子力潜水艦の寄港問題について
 事務局から、想定問答(案)について説明があり、意見の交換が行なわれた。

(2)報告事項
 西村委員から、(イ)原子力損害の民事責任条約会議について、(ロ)仏CEA当局との会談について、それぞれ報告があった。

第23回

〔日時〕昭和38年6月5日(水)14.00〜17.20

〔配布資料〕

(1)国産動力炉開発の進め方について(案)

(2)IAEA6月理事会について

(3)国際原子力機関事務局の機構改組について

(4)昭和39年度原子力予算の処理について

(4)−2 昭和39年度原子力関係予算編成日程

(4)−3 〃 〃 日程表

(5)日本原子力船開発事業団法施行令

(5)−2 〃 〃登記令

(6)日米原子力協定による保障措置のIAEAへの移管に関する協定について

(7)「東南アジア・太平洋地域ラジオ・アイソトープ訓練センター」設立に関する件

〔審議決定および報告事項〕

(1)国産動力炉開発の進め方について
 事務局から動力炉開発専門部会の報告について説明があり、続いて「国産動力炉開発の進め方について(案)」資料(1)の朗読、説明があり、意見の交換が行なわれた。

(2)IAEAの6月理事会について
 打ち合せ会に一任することが、了承された。

(3)IAEAの事務局機構改組について
 打ち合せ会に一任することが了承された。

(4)昭和39年度原子力予算の処理について
 事務局から、「昭和39年度原子力予算の処理について」資料(4)、「昭和39年度原子力関係予算編成日程」資料(4)−2、「昭和39年度原子力関係予算編成日程表」資料(4)−3の説明があり、審議の結果、決定された。

(5)米国原子力潜水艦の寄港問題について
 事務局から、外務省が国会に提出した資料「米国原子力潜水艦について」の朗読があり、意見の交換が行なわれた。

(6)報告事項
 事務局から、(イ)日本原子力船開発事業団法施行令および同事業団登記令について、(ロ)日米協定に基づく保障措置のIAEAへの移管に関する協定について、それぞれ報告があった。

第24回

〔日時〕昭和38年6月12日(水)14.30〜17.20

〔配布資料〕

(1)国産動力炉開発の進め方について(案)

(2)昭和38年度原子力平和利用研究委託費、補助金交付案総括表

(2)−2 昭和38年度原子力平和利用研究委託費交付(案)一覧表

(2)−3 昭和38年度原子力平和利用研究費補助金交付(案)一覧表

(2)−4 昭和38年度原子力平和利用研究委託費交付題目概要(案)

(2)−5 昭和38年度原子力平和利用研究費補助金交付課題概要(案)

(2)−6 昭和38年度原子力平和利用研究委託費交付申請一覧表

(2)−7 昭和38年度原子力平和利用研究費補助金交付申請一覧表

(3)IAEA保障措置規則の拡大について

(4)保障措置移管協定の交渉に際し問題となった日米協定に基づく保障措置規定の解釈について

〔審議決定および報告事項〕

(1)国産動力炉開発の進め方について事務局から「国産動力炉開発の進め方について(案)」資料(1)の説明があり審議の結果決定した。
 なお、半均質炉プロジェクトについて結末をつけることとし、その取扱について今後検討することが決定された。

(2)米国原子力潜水艦の寄港問題について
 原子力潜水艦の寄港問題についての考え方に関し意見の交換が行なわれた。

(3)報告事項
 事務局から、(イ)昭和38年度原子力平和利用補助金委託費交付実について、(ロ)IAEA保障措置規則の拡大について、(ハ)保障措置移管協定の交渉に際して問題となった日米協定の解釈について、それぞれ報告があった。

第25回

〔日時〕昭和38年6月19日(水)14.15〜17.00

〔配布資料〕

(1)有沢委員の海外旅行について

(2)日本原子力船開発事業団設立委員

(3)第2回日加原子力技術会議の開催について(案)

(4)外務省中間報告に対する見解−6月14日原子科学者グループ−

(5)ENEA の活動の現況

(6)昭和37年度原子力年報

〔審議決定および報告事項〕

(1)第2回日加原子力技術会議について
 事務局から「第2回日加原子力技術会議の開催について(案)」資料(3)の説明があり、決定された。

(2)米国原子力潜水艦の寄港問題について
 原子力潜水艦の寄港問題についての考え方に関し、意見の交換が行なわれた。

(3)昭和37年度原子力年報について
 事務局から原子力年報作成についての今後の日について説明があり了承された。
 なお、配布資料(6)を本印刷に付することが了承された。

(4)報告事項
 事務局から、(イ)有沢委員の海外旅行について、(ロ)日本原子力船開発事業団設立委員の任命について、(ハ)ENEA 加盟についてそれぞれ報告があった。

第26回

〔日時〕昭和38年6月26日(水)14.10〜17.10

〔配布資料〕

(1)材料工学試験炉の設置計画について(案)

(2)原子力潜水艦寄港問題関係声明書等(第3集)

(2)−2 Thresher 号の遭難に関する情報について

(3)原子炉安全審査調査団の米国派遣について

(4)1963年度IAEA技術援助による専門家の来日について

(5)昭和38年度放射能調査対策研究委託費交付(案)一覧表

(6)原子炉専門家のリスト提出について(報告)

(7)JPDRの建設工事の遅延について

〔審議決定および報告事項〕

(1)材料工学試験炉の設置計画について
 事務局から「材料工学試験炉の設置計画について(案)」資料(1)の説明があり審議したが、さらに検討することとなった。

(2)米国原子力潜水艦の寄港問題について
 原子力潜水艦の寄港問題についての考え方に関し、意見の交換が行なわれた。

(3)原子炉安全審査調査団の米国派遣について
 事務局から「原子炉安全審査調査団の米国派遣について」資料(3)の説明があり、決定した。

(4)報告事項
 事務局から、(イ)1963年度IAEAの技術援助による専門家の来日について、(ロ)放射能調査対策研究委託費交付案について、(ハ)IAEA への原子炉専門家のリスト提出について、(ニ)JPDRの工事進捗状況についてそれぞれ報告があった。