IAEAの1962年度技術援助計画に基づいて、今度燃料再処理に関する技術指導のため S．Trouve 氏が９月27日来日した。同氏は約２ヵ月半わが国に滞在し、この間主として日本原子力研究所において燃料再処理について技術指導を行なうほか、関係施設の訪問、講演等を行なう予定である。なお同氏の略歴は次の通りである。

　Serge TROUVE氏略歴

1917年生れ、既婚、２子あり　化学技術者

1941〜53年　Francaise Thomson−Honston＆Co 勤務

1953〜55年　SteRadio−Industry 勤務

1955年以降　フランス原子力委員会勤務　プルトニウム化学部次長

主な活動

○パイロットプラントでの照射ウランおよび照射プルトニウムの再処理

○湿式および乾式法による各種燃料の再処理