第3回放射能調査研究成果発表会の開催

 例年により行なわれる科学技術庁主催の放射能調査研究発表会が今年も11月28日、千葉市黒砂町の放射線医学総合研究所で開催された。折から核実験再開に伴う放射性降下物などの科学的調査や対策が急がれている事情も反映して、論文発表の間に放射能調査はいかにあるべきかと題したシンポジウムが塚本放射線医学総合研究所長の司会、気象庁の太田正次氏、農業技術研究所の小平潔氏、公衆衛生院の山県登氏、放射線医学総合研究所の渡辺博信氏以上4氏の出席で行なわれ、盛会であった。

 当日口頭にて発表された研究論文は次のようなものであった。